フジロック2019ヘッドライナー9曲をラインナップと合わせてチェック!

フェス特集

文: DIGLE編集部 

フジロック2019のヘッドライナー3組からおすすめの楽曲9曲をご紹介。ケミカル・ブラザーズ 、シーア、ザ・キュアーからそれぞれ3曲ずつ掲載します。

FUJI ROCK FESTIVAL(フジロックフェスティバル)について

フジロックは、1997年夏に誕生した国内最大級の野外ロック・フェスティバルです。「自然と音楽の共生」をテーマに、現在は新潟県の苗場スキー場で開催されています。23回目の開催となる2019年は、7月26日(金)~28日(日)に新潟・苗場スキー場にて行われ、国内外から約200組のアーティストが出演する予定です。

フジロック2019年の主なラインナップ

THE CHEMICAL BROTHERS、SIA、THE CURE、THOM YORKE TOMORROW’S MODERN BOXES、DEATH CAB FOR CUTIE、JAMES BLAKE、ELLEGARDEN、MARTIN GARRIX、JASON MRAZ、JANELLE MONAE、ASIAN KUNG-FU GENERATION、Superfly、KID FRESINO (BAND SET)、HYUKOH、LUCKY TAPES、clammbon、MITSKI、DANIEL CAESAR、KOHH、中村佳穂など

フジロック2019 ヘッドライナーのおすすめ楽曲9選

7月26~28日の3日間、新潟県の苗場スキー場を舞台に国内外から総勢200組以上のアーティストを迎えて開催される「FUJI ROCK FESTIVAL ’19」(フジロック・フェスティバル ’19)。今年は、ポップシーンを沸かせるスターやロック界のビッグネーム、さらには国内外の2019年最新のインディートレンドまで捉えたラインナップが魅力です。ヘッドライナーにはケミカル・ブラザーズシーアザ・キュアーが抜擢され、昨年の新機軸から一転、ベーシックな路線へ回帰しています。今回はヘッドライナー3組それぞれのおすすめ楽曲をご紹介します。

フジロック2019の1日目ヘッドライナーはTHE CHEMICAL BROTHERS

Setting Sun

THE CHEMICAL BROTHERSが1996年9月30日にリリースしたシングル。オアシスノエル・ギャラガーをゲストボーカルに迎え、シングルチャート1位を獲得しました。このシングルをきっかけに、2枚目のアルバム『Dig Your Own Hole』が大ヒットを記録。ケミカル・ブラザーズがブレイクビーツとロックを融合させた「ビッグ・ビート」サウンドのパイオニアとして、地位を確立した代表的な楽曲です。

Hey Boy Hey Girl

1999年5月31日にリリースされたシングル曲で、3枚目のアルバム『Surrender』収録曲。曲タイトルでもある「Hey Boy Hey Girl」のコールが印象的で、リリースしてすぐにケミカル・ブラザーズのアンセムとなりました。ループを多用しじわじわと盛り上げるトリップ感のある楽曲で、この作品からサイケデリックなサウンドへ傾倒、レイヴ路線へ邁進しました。Rock Master Scott And The Dynamic Threeの「The Roof Is Fire」のフレーズをサンプリングし、曲中で使用しています。

Got To Keep On

2019年4月12日にリリースされるケミカル・ブラザーズ4年ぶりのアルバム『ノー・ジオグラフィ』から、先行公開されている楽曲。2月6日にYoutubeで公開されたMVは僅か2か月で420万回以上再生されています。また、同アルバム収録曲「Eve Of Destruction」には日本人ラッパーであるゆるふわギャングNENEが参加することが公表され、日本国内でも大きな話題となりました。


フジロック2019の2日目ヘッドライナーはSIA

Cheap Thrills

SIAが2016年2月11日にリリースした7枚目のアルバム『This Is Acting』の収録曲。同アルバムからシングルカットされた同曲は、世界中でロングヒットを記録し、米国ビルボードトップ100で1位を獲得、2017年グラミー賞ではベストポップパフォーマンス・デュオ部門にノミネートされました。オリジナルバージョンと、ジャマイカのレゲエ歌手ショーン・ポールをゲストに迎えたショーン・ポールバージョンがあります。

Chandelier

2014年7月4日にリリースされたSIAの6枚目のアルバム『1000 Forms of Fear』から先行シングルリリースされた楽曲。アルバムは2015年の第57回グラミー賞で、最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス、最優秀ミュージックビデオにノミネートされています。世界的に大ヒットする以前からビヨンセエミネムマルーン5リアーナケイティ・ペリーら、超ビッグネームアーティストに曲提供をしていたシーアは、同曲のMVをきっかけにシーアの名でスターダムにのし上がりました。MVは現在20億回再生されています。(2019年4月時点)


Thunderclouds

2018年5月に始動したシーアディプロラビリンスによるコラボレーション・プロジェクト、LSDのシングル曲。4月12日にリリースされるデビューアルバム『ラビリンス、シーア&ディプロ・プレゼンツ・・・LSD』にも収録されています。映画『ワンダーウーマン』のサウンドトラック共作を含め、数年来の友人同士だったというシーアとラビリンスがスタジオで楽曲制作をしている際に、ディプロに声をかけたことをきっかけに結成されたスーパーグループです。

フジロック2019の3日目ヘッドライナーはTHE CURE

Friday I’m In Love

1992年4月21日、THE CUREがリリースした9枚目のアルバム『Wish』収録曲。このアルバムで全英1位、全米2位を獲得しました。ダーク・ゴシックな音楽性が多いザ・キュアのキャリアの中でもポップなアルバムとして大衆からも幅広く親しまれています。ドーナル・グリーソンレイチェル・マクアダムス主演でリチャード・カーティス監督の映画『アバウト・タイム 愛おしい時間について』での使用や、Yo La TengoPhoebe Bridgersによるカバーなど、他著名アーティストからも愛される代表曲です。

Just Like Heaven

1987年5月25日にリリースされた7枚目のアルバム『Kiss Me, Kiss Me, Kiss Me』収録曲。ザ・キュアの曲の題材として度々つかわれる、ギターボーカルのロバート・スミスと妻メアリーとの関係を歌った楽曲です。同アルバムは18曲入りの超大作で、このアルバムからロバート・スミス以外のバンドメンバーも積極的に曲制作に参加するようになりました。

Pictures of You

1989年5月12日にリリースされた8枚目のアルバム『Disintegration』収録曲。バンドの音楽性をダークなポストパンクからはじめ、ダーク・サイケデリックな時期を通過、ポップと変容していく中でもう一度ダークな音楽性へ原点回帰した作品。同作品の次のアルバムにあたる『Wish』から再度ポップな路線へ邁進し、カルト性を保ちながら大衆からも支持されるモンスターバンドとなりました。「Just Like Heaven」と同様、ロバート・スミスが妻メアリーとの関係を歌った楽曲です。

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