大比良瑞希選曲のプレイリスト『“甘い涙”の秋』Cornelius、グリズリー・ベア、Björkなど | 11月連載1/4

Rensai

文: りん。 

毎回セレクターがDIGった(=選んだ)楽曲をコメントと共に紹介する、毎週更新のプレイリスト連載企画。11月はフリーテーマで選曲してもらっています。シンガーソングライター、トラックメイカーとして活躍する大比良瑞希さんは「“甘い涙”の秋」をテーマに、少し寒くなってきたこの季節に聴きたくなる優しいバラードを選んでくれました。
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大比良瑞希セレクトコメント:

小さい頃、両親の布団と布団の間の溝で寝るのが好きだった記憶があるんだけど、この曲はなんだかそれと似たような感じがする。すきまが心地よくて、寒いんだけど何故かあったかくって、好き。厳選された音数で、丁寧に一音ずつ置かれていく様が芸術的過ぎて、飲み込まれてしまいそうになる。

Easier / グリズリー・ベア


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大比良瑞希セレクトコメント:

映画「Blue Valentine」のサウンドトラック。秋のロンドンで、枯葉の絨毯をザクザク歩いているような景色が浮かんで、切なさと楽しさが良い。小さい頃からサントラを聞くのは好きで、いつかサントラを作るのは夢!

Like Someone in Love / Björk


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大比良瑞希セレクトコメント:

1956年に書かれたジャズスタンダードナンバーで、沢山のカバーがあるけど、このBjörk(ビヨーク)の歌とハープだけの美しさは、何にも変え難い尊さが宿っていて、音楽があって本当に良かったなと思える1曲。何よりも心洗われる。

Let It Die / Feist


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大比良瑞希セレクトコメント:

私の一番憧れの女性かもしれない、Feist(ファイスト)。セミアコの大きいエレキで弾き語りしたいと思ったのは、この人がきっかけ。
いつだって私の居場所はここでいいんだよって、答えてくれるような。透明の私にしてくれる歌。

One Night / ザ・コアーズ


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大比良瑞希セレクトコメント:

最近たまたま流れてきて、久しぶりにハッとなった曲。こういう曲を発見できると、それだけですごくいい1日になっちゃうからすごい。全部を肯定してくれるような、絶対的な太陽感というか、綺麗な涙が溢れてくる。ストリングスの相性にもうっとり。


毎週木曜更新!大比良瑞希「甘い涙の秋」のプレイリスト





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