鈴木実貴子ズが鳴らす、ありのままの言葉

Review

文: vcr  編:Mao Ohya 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ!今回は鈴木実貴子ズをご紹介します。

一角なんかに削らない

「誰が歌っているんだ」と思わず確認してしまうほどに、生々しい感情をさらけ出す、鈴木実貴子ズ。2022年には『FUJI ROCK FESTIVAL』や『RISING SUN ROCK FESTIVAL』にも出演し、逃げのない言葉が続々と多くの人に届き始めている。

結成は2012年。当時、弾き語りをしていた鈴木実貴子(Vo./Gt.)をズ(Dr.)が誘う形で活動が開始した。編成はアコギボーカルとドラムというミニマムだが、決して小さなスケールで収まることはない。それは、多くのアーティストが伝えたいことを削り磨いて氷山の一角を表現する一方で、鈴木は伝えたいことをありのままに投げかけてくるからなのだろう。見たくないものから上手に逃げることができず、掘り下げて考えてしまう素質が、彼女の音楽を特別なものにしているのだ。

先日配信が開始された『最終兵器は自由』は、9月14日に発売された4thアルバム。2021年6月からこれまでの気持ちを綴った鈴木の鬱日記に近い記録は、弱さや迷いを感じつつも生きる力に溢れている。

鈴木実貴子ズ

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