岸田繁が『リラックマとカオルさん』全編の音楽担当 主題歌はくるり

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4月19日から配信されるNetflixオリジナルシリーズ『リラックマとカオルさん』の予告編が公開。あわせて作品全編の音楽を岸田繁(くるり)、主題歌をくるりが担当していることがわかった。

『リラックマとカオルさん』は、商社のOL・カオルさんとリラックマたちの12か月の物語を描く作品。真面目すぎると言われることにコンプレックスを抱いているカオルさんの声を多部未華子が演じ、監督を小林雅仁(ドワーフ)、脚本を『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』などの監督作で知られる荻上直子が手掛けている。

岸田繁は同作の音楽全曲を作曲。主題歌は同作のために書き下ろされたくるりの楽曲“SAMPO”となる。公開された予告編では春夏秋冬の風景とカオルさんたちの日常が描かれている。

岸田は音楽について「リラックマたちの動きに合わせたリズムや、全体的にのんびりとしたムードを作ることを意識しました。作り込み過ぎず、一筆書きを意識してモチーフをさっさかと作っていきました。人形を使ったストップモーションアニメということで、アナログ的なものと、最新の技術の融合を、劇中音楽の中でも追随しました。ウクレレやギターの音なんかも、敢えて生楽器を使わずにプログラミングで作っています」と明かしている。

岸田繁(くるり)のコメント

オファーを受けた時の感想
お仕事をいただけて光栄でした。スタッフさん達も、熱のこもっている方々だったので、良い温度感を作品に持ち込んで、私の仕事が上手くハマれば良いなと思いました。

リラックマを知っていたか
はい。シンプルで愛らしいのに、シンメトリックでクールな印象を持っていました。物語のなかで、少し印象が変わりました。

楽曲制作にあたって意識したことや、チャレンジしたこと
リラックマたちの動きに合わせたリズムや、全体的にのんびりとしたムードを作ることを意識しました。作り込み過ぎず、一筆書きを意識してモチーフをさっさかと作っていきました。人形を使ったストップモーションアニメということで、アナログ的なものと、最新の技術の融合を、劇中音楽の中でも追随しました。ウクレレやギターの音なんかも、敢えて生楽器を使わずにプログラミングで作っています。

視聴者へのメッセージ
どのシーンも、ほんのり心に織り目があることに気付くような、人肌感のある物語になっていると思います。
カオルさんのアッサリとしたキャラクターと、季節感あふれる物語のシーンに、観ている人たちも引き込まれるのではないでしょうか。

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DIGLE編集部

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