「音楽本大賞」は、音楽の聴き方や作り方を変えてくれるような優れた本の存在を広め、書店の音楽本コーナーを盛り上げたいという願いを込めて創設される。
そんな想いに共鳴して、後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、坂東祐大(作曲家・音楽家)、宇多丸(RHYMESTER)、青野賢一(文筆家・選曲家・DJ)、寺尾紗穂(文筆家・音楽家)、森山公一(ミュージシャン)、ヲノサトル(作曲家・音楽家)、ピーター・バラカンなど数多くのミュージシャンやクリエーター等が賛同人として名を連ねている。
記念すべき第1回は、2022年1月1日から12月31日までに初版が刊行された音楽をテーマとする書籍が対象(楽譜・曲集・技術書および選考委員自身による著作などは対象外)。2023年5月中旬に受賞作が発表され、同年6月頃に授賞式が行われる予定だ。選考委員長は、音楽本のレビューも数多く手掛ける音楽家/バイオリニストの横川理彦が務める。
また、一次選考で選ばれた最大50冊の中から「読者賞」も選出される。投票方法は1次選考が終わり次第、公式Twitter等で発信されるそうなので、ぜひ情報をチェックしてみよう。
なお、受賞作への賞金や審査にかかる諸費用、運営費などを調達するため、現在はクラウドファンディングを実施中。期間は2023年4月10日までで、特製ZINEやロゴ入りトートバッグ、Tシャツなどのリターンが用意されている。
音楽本大賞
選考委員長:横川理彦(音楽家)
選考委員(50音順):
大和田俊之(アメリカ文学者/音楽研究者/慶應義塾大学教授)
小室敬幸(音楽ライター/映画音楽評論家)
松平(工藤)あかね(音楽評論家/声楽家)
渡邊未帆(音楽家/音楽研究者/大阪音楽大学准教授)※クラウドファンディングは2023年4月10日(月)まで
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