最新の全米シングルチャートで最高位11位を記録している、スコットランド出身のシンガー・ソングライターのLewis Capaldi(ルイス・キャパルディ)によるシングル「Before You Go」のオーケストラ・バージョン音源とライブ・ビデオが公開された。
「Before You Go」は、2019年11月にリリースした楽曲にもかかわらず、着実に全米でもその人気は浸透しており、全米1位を獲得した自身の大ヒット曲「Someone You Loved」に続くヒット・ソングになることが各方面から期待されている楽曲。
自身が作ってきた楽曲の中でも「最もパーソナル」なものだと公言している「Before You Go」は、実の叔母が亡くなった際の体験に基づいて書かれた曲。ビデオは、ロックダウン中にルイス本人とバンド・メンバーがそれぞれ自宅で演奏する様子を撮影し、一つのビデオにしたもので、ギター、ベース、キーボードなどの楽器の他に、バイオリンやチェロなどの多様な楽器を取り入れ、オーケストラ版と呼ぶにふさわしく壮大な仕上がりとなっている。ビデオの途中では、「親友」だとルイスが公言しているナイル・ホーランから電話がかかってきているのに対し、さりげなく拒否ボタンを選択する描写も描かれ、ルイスの愉快なテイストがしっかりと取り入れられている点も見どころの一つだ。
新人アーティストにして2019年に英国で最もアルバムを売り上げ、その勢いは2020年も止まることを知らず、先日発表されたMTV Video Music Awards 2020では最優秀新人を選ぶPUSH BEST NEW ARTISTにもノミネートされた。まだまだこれからの活動から目が離せないルイス。ライブビデオと合わせてデビューアルバムも合わせてチェックしてみてほしい。
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