大比良瑞希セレクトコメント:
ビーサンさんこと、Alfred Beach Sandalによる、NOKKO(REBECCA)のカバー。原曲を知らなかったのだけど、メロディが刺さって、声もせつなくて強くて、ベタッとしたアレンジの感触も心地よくて、1回聴いてもうハッて虜になった。Dメロの弦アレンジも景色が広がって、心がほどけていく。今年11月、私もフィッシュマンズの「いかれたbaby」カバーをリリースさせて頂いたのだけど、その時にカバーを沢山探していたら見つけられて、本当に良かった出会い。丁寧で素敵なカバーだと、その曲の新しい表情を見られる楽しさもあるし、カバーするに至ったストーリーやリスペクトが垣間見える瞬間に立ち会える感覚も好き。大比良瑞希セレクトコメント:
今年は、カーティス・メイフィールドのアルバムの中でも「There’s No Place Like America Today」をレコードでよく聴いた。アルバム全体に音数の少なさも際立ってて、隙間に酔いしれるのが四六時中心地よい。アルバムの中でもこの曲は、芯から温めるスローラブソング。大比良瑞希セレクトコメント:
ハードオフの楽器/エフェクターコーナーと、LIVE DVDコーナーを漁るのが好きで、その時にジャネット・ジャクソンのライブDVDをなんと210円で見つけて即買い。曲もダンスも衣装も演出もかっこ良くて、2万円くらいしてもいい内容のDVDだったのだけど、そこから久々にジャネット・ジャクソンを聴きなおす周期に入った。やはりこの曲のサビの高揚感はたまらない幸せが漲るから、最近は自分のスイッチ入れる曲にしました。走る時とかにも良いよ。大比良瑞希セレクトコメント:
YouTubeのSofar Soundsで、最初に「still」のライブ映像を見て好きになった。歌い方はややエイミー・ワインハウスみたいで、歌だけで乗れるグルーヴにうっとり。言葉ひとつひとつをすごく丁寧に歌っていて、歌詞の意味がすぐわからなくても、届くものがなんだかズシンとくる。楽器はいろんな音を使っているけど、立体的で生感あるアレンジも心地よくて最高。肩の力入りすぎなく見えて、実は曲の最後の最後まで、聞き応え満載。絶妙なトロピカル感も良きね。
大比良瑞希 Profile
東京出身のシンガーソングライター、トラックメイカー 。
作曲家/チェリストの伊藤修平をプロデュースに迎え、2015年ミニアルバム「LIP NOISE」のリリースでソロ活動をスタート。
2016年アルバム「TRUE ROMANCE」をリリース。2017年8月より3ヶ月連続シングルのデジタルリリースを発表。
スモーキーな歌声と、エレキギターを爪引きながら歌うスタイルは、明るくも物憂げな唯一無二の世界観を包み込み、ソウルフルかつオルタナロックに、新時代の歌謡曲を紡ぐ。
FUJI ROCK FESTIVALのほか、SOMMERSONIC、りんご音楽祭、音泉温楽などフェスへの出演も多数。
歌とギターのほか、企業CMへの楽曲提供や様々なアーティストのサポートワークでも注目を
集めている。コーラスワークでは過去にtofubeatsやLucky Tapes、Alfred BeachSandal×STUTS、Awesome City Clubなど多数の作品に参加。
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