Kouのセレクトコメント:
初期のポップパンク期から現在のエモ・ドリームポップサウンドへの変化について語っていたインタビューで、「成長した故の自然な変化だ」と言っていました。一つの名義で活動する限り、初期からガラッと音楽性が変わるときはいつも賛否両論、評価が分かれますが、その時の自分を100パーセント表現することが良い作品を生むことにつながると思います。またそういったパーソナルな部分の成長にも目を向けながら、初期から後期まで順にアルバムを聴いていくのもとても楽しいですよ。Kouのセレクトコメント:
今回は成人式シーズンとのことで、“大人な曲”をプレイリストにまとめる企画となっていますが、音楽シーン全体も以前以上にアダルトなトラックが熱を持っている気がします。サブスクの台頭によりBGM的なチルいトラックが好まれるようになったからか、情報過多な時代にシンプルなビートミュージックが好まれるからなのか。今のモードを象り、インディロック的な輪郭も持った最先端なヒップホップを体現しているBlood Orange、まだ聴いたことない方は是非聴いてみてください。Kouのセレクトコメント:
NYの鬼才と呼ばれる21歳のシンガーソングライター、Gus Dapperton。ネクストポップアイコンとされる彼のサウンドは80年代を想わせるチープなシンセがリードするローファイインディポップ、ただローファイなだけではなくビートやベースセクションの重厚さやそれぞれのパートの差し引きが緻密、そして何よりソウルフルでユルい歌声がセクシー。MVやライブ映像を見るとまずその見た目の個性に目が行くと思います。ボウルカットのヘアスタイルに奇抜なメガネをかけていて美しいのですが、それぞれのアイテムがギークっぽくて、大人っぽさと少年っぽさを感じるギャップだらけなアーティストです。Kouのセレクトコメント:
2018年に出したアルバム『BALLADS1』で様々な角度で注目されている日系オーストラリア人シンガーのJoji。もともとYouTuber・Filthy Frankとしてコメディチャンネルを動かしていたり、Pink Guyという名でコメディヒップホップをしていて、「SEX大好き」という超ド直球下ネタがパンチラインの曲がSNS上でバズを起こしていたりしました。Jojiとして活動をはじめてから、「自然に年を重ねるにつれて、ユーモアであることに疲れてきた」と語っていて、その背景を知った上で今のJojiの音楽を聴くとまた違って聴こえます。10月24日ミニアルバム『DREAMING IN.』リリース
10/24にミニアルバム“DREAMING IN.”をリリースしました。
Bearwear『DREAMING IN.』
2018年10月24日(水)リリース
01. Intro
02. I’ll take you anywhere
03. Proxy
04. e.g.
05. Free Fall
06. In The Wood
07. May
Bearwear Profile
Bearwearは2016年に Kazma(Lyric/Vo)、kou(Music/Arrange/Ba)の2人を中心に結成されたインディエモバンド。サポート含めフレキシブルな体制で活動をしている。
2018年春にリリースしたシングル「e.g.」がネット上のインディ・ファンの間で注目を浴びると、すぐにネット・レーベル Ano(t)raks のコンピレーション1曲目に選曲されるなど話題を呼んでいる。夏には「Dead Funny Records」と契約を交わし、過去作のシングルをデジタル・リリース。10月には初の流通作品『DREAMING IN.』をリリースしました。
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