カナダのミュージシャン、GrimesがAI搭載プラットフォーム『Elf.Tech』を発表し、ベータ版のローンチからわずか2日間で15,000人以上が利用している。
このプラットフォームでは自分の音楽作品のために彼女の声を生成することができ、アプリを通じて音声のアップロードや、直接録音、Grimesの声が入ったファイルの出力を受け取ることができる。制作した楽曲の配信はプラットフォームを通じてできるほか、アーティストが自主的に別のプラットフォームで配信したり、レーベルを通じてリリースすることも可能とのこと。Grimesは、プラットフォームを使用して制作された楽曲のメイン、セカンダリー、フィーチャリングアーティストとして掲載され、その代わりにマスターレコーディングのロイヤリティの50%が分配される。
I’ll split 50% royalties on any successful AI generated song that uses my voice. Same deal as I would with any artist i collab with. Feel free to use my voice without penalty. I have no label and no legal bindings. pic.twitter.com/KIY60B5uqt
— 𝔊𝔯𝔦𝔪𝔢𝔰 (@Grimezsz) April 24, 2023
Grimesのチームによると、出来上がった音楽はすでにストリーミング・サービスで公開されているとのことで、GrimesのマネージャーであるDaouda Leonardは、AIプラットフォームの立ち上げが「信じられないような新しい創発的な創造行動」を呼び起こしたと述べている。
Since launching GrimesAI-1 incredible new emergent creative behavior has taken off!
— DAOuda © 🧙🏾♂️👽 (@daoudaleonard) May 3, 2023
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音楽はお酒のおつまみ。
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