東京を拠点に活動するラッパー・maco marets(マコマレッツ)の新しいミュージックビデオ「Standard」が公開された。
2018年11月に2nd Album『KINŌ』をリリース後、収録楽曲のMVをコンスタントに公開してきたほか、今年に入ってからはLITE、Shin Sakiura、maeshima soshiといったアーティストの楽曲に客演参加するなどしてその存在感をアピールし続けているラッパー・maco marets。
そんななか、今回YouTubeで公開された楽曲「Standard」はアルバムリリースから約1年ぶりとなるソロ名義での新曲で、トラック制作を含むトータルプロデュースはこれまでの楽曲と同様にアズマリキ(Small Circle of Friends / Studio75)が担当。流麗なピアノのフレーズのループに、青年期の苛立ちをつづったリリックがタイトに響く、緊張感のある一曲に仕上がっている。
ミュージックビデオの制作は、honeyee.com(ハニカムマガジン)や、NEUT Magazineといったメディアのビジュアル撮影を行っているほか、The Japan Times(ジャパンタイムズ)で作品が取り上げられるなど、今注目を集めているフォトグラファーである河澄大吉が担当。
また、主演をつとめたのはこれまでYogee New Wavesやアナログフィッシュ、ヤバイTシャツ屋さん、OKAMOTO’SなどのMVにも出演している若手俳優で、somaという名義でシンガーとしても活動している藤井草馬。ヒロインには感覚ピエロやナードマグネットのアートワークに起用されているモデル・よこせさくらを迎え、錆びついた関係の若いカップルを演じている。
さらに、出演者たちの着用しているトレーナーやフーディーなどは、先日リキッドルームで行われた<Licaxxx JAPAN TOUR>の会場でも出店を行った気鋭の若手スケートブランド『Impudent Life』の2019A/Wラインナップが使用されている。
先週公開された「ODDIES」とのコラボレーション・ビデオに続いて、またしても同世代のクリエイ
ターとの共作となったmaco maretsの新曲ビデオ。ジャンルの垣根を超えて、東京のカルチャー・
シーンを巻き込みながら躍進を続ける彼の今後に注目だ。
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DIGLE MAGAZINE 副編集長
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