アーティストの方に特集テーマに沿った楽曲を紹介してもらうプレイリスト企画。今回は、ソウルを軸にしたメロウな楽曲と、抜群のバンド・アンサンブルで高い評価を獲得している2人組・dawgssの森光奏太(Ba. / Vo.)が登場。今月の特集テーマ“good story, good music”にちなんで、「音楽活動に影響を与えた重要な瞬間(ストーリー)」について自由に書き、それをもとに全11曲のプレイリストを作ってもらいました。
今回、森光が制作したプレイリストのタイトルは『僕のプレイを変えた楽曲』。プレイリストの中からFourplay(フォープレイ)やPatti Austin(パティ・オースティン)、Kim Burrell(キム・バレル)、John Mayer Trio(ジョン・メイヤー・トリオ)、Israel & New Breed(イスラエル&ニュー・ブリード)の楽曲をピックアップし、コメント付きで紹介しています。卓越した演奏技術により生み出されるグルーヴでリスナーを虜にするdawgssの楽曲との共通点も見出せるラインナップとなっています。
さらに記事では、森光の楽曲制作に影響を与えたアニメ作品もコメントとともに紹介。プレイリストと一緒にぜひチェックしてみてください。(編集部)
PROFILE
dawgss(ドーグス)
森光奏太(Ba./ Vo.)と上原俊亮(Dr.)による2人組ユニット。それぞれ父親からの影響により、森光は幼少期からエレクトーンとベースを、上原は3歳からドラムスを始め、幼くしてその音楽キャリアをスタートさせる。
上京後に共通の知人を通じて知り合った2人は、2020年よりSpice rhythmという名義で活動を開始。コロナ禍では数々のセッション動画をSNSに投稿し話題となった。2022年には、ユニット名を「dawgss」と改め、同年10月にデビュー曲「ORANGE」をリリース。以降も「あいこ」「祈り feat. さらさ」といった楽曲を次々にリリースし、2023年4月に1stアルバム『INORI』を発表した。ソウルを軸にしたグルーヴ感とメロウネス、ベースとドラムを中心とした抜群のバンド・アンサンブルが高い評価を獲得している。
またそれと並行し、藤井風、Kan Sano、Yaffle、Anly、竹内アンナといった数々のアーティストのレコーディングやライブのサポートを務めるなど各方面からの信頼も厚く、その卓越した演奏技術が生み出すグルーヴが注目を集めている。
外部リンク
僕は高校を卒業してすぐプロベーシストになるために上京してきました。
東京で色んなミュージシャンやアーティストと出会う中でたくさんの楽曲・ジャンルを知り、特に気に入った曲のベースラインやタイム感のコピーをよくしていました。
そうして学んだことが今の僕のプレイにとても影響を与えています。
そんな楽曲たちをまとめてみました。是非聴いてみてください。
単純にクリスマスソングがワクワクするので好きというのもありますが、このアレンジのこの曲が好きすぎて、毎年クリスマスの時期は絶対に聴いてる曲です。途中のベースソロがほんとに溶けます(笑)。
この曲は専門学校時代に聴いた中で特に衝撃を受けた曲で、このリズム隊のタイム感に心を撃たれ、ずっと曲に合わせて一緒に弾いていました。でもこのタイムで弾けたことは一度もなかったです。
John Mayer Trio(ジョン・メイヤー・トリオ)というものを初めて知ったとき、名前だけはずっと知っていたレジェンドベーシスト”Pino Palladino(ピノ・パラディーノ)”の凄さに電撃を喰らいました。この人に憧れて買ったベースもあるくらい、大好きなベーシストです。
ゴスペルミュージックというものを初めて知ってすぐに出会って、イントロのベースラインを聴いたとき思わず声が出たほどかっこいいと思った曲です。一時期教会で演奏することもあったり僕にとってゴスペルは自分の技術を存分に発揮できるジャンルかなと思っています。
世界観がとても好きで、この作品に影響を受けてできた曲が数曲あります。アニメにインスピレーションを受けて歌詞を書くことが多いです。
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