【ravenkneeのセレクトコメント】
メンバー5人で1人2曲ずつ、今年のベストトラックを選びました。みんなそれぞれ好きなジャンルは少しずつ違うものの、ravenkneeというエレクトロベースのバンドに集まっただけあり、目新しい音楽や、やはり電子音には惹かれるという共通点がありました。ravenkneeが影響を受けたり、憧れ、心を奮い立たせている音楽を、メンバー一人一人の趣向にも合わせて確認できるプレイリストです。
ブルージーでドリーミーで新鮮な感じ、それら全てを体現していて素晴らしいと思いました。なにより2018年の自分のモードにとてもしっくりきました。主張しすぎない演奏でありながら、しかし芯のある楽曲は、部屋の調光を暗くして自分が素敵な映画の主人公になった気分で聴くとさらに良いトリップ感を味わえるはずです。僕はそうしています。(katsuyuki higashi)
こういった少ない音数で空間が聞こえて、でもグッとくるような迫力はあって、生感とエレクトロが同居したメロディーのいい曲がシンプルに自分の趣味です。歌詞は抽象的な恋愛(失恋?)の曲なのですが、”When I’m back on the East Coast.”(私が東海岸に戻ってきたら)や、”You were there when I told it to the moon.”(月に話した時、あなたはそこにいました)など、我々の曲名やEPタイトル『PHASES』との共通点があるところも謎の共感を覚えております。(kazuki matsumoto)
Future houseというジャンルの中でいちばん好きな曲です。構造的にはEDMと同じなんですが、ドロップで音数が少なくなるにもかかわらず、タイトな音色とキックのスピード感でグッとくる感じはかなり新しいんじゃないかと思っています。最近のRobby Eastの曲はこういった抜きのhouseが多いのでオススメです!(kazuki matsumoto)
ravenkneeが選ぶ『2018ベストトラック』ODESZA、Alison wonderlandなど|プレイリスト連載1/3
ravenknee Profile
ravenknee。東京を拠点に2017年12月始動。同日「daydreaming(short ver.)」をYouTubeに公開し注目を浴びる。2018年4月に自主制作盤『1st EP』をTOWER RECORDS渋谷店・HOLIDAY! RECORDS・The Domesticにて販売開始。同年8月には早々とSUMMER SONIC 2018に出演し、同月末「OVERDOSE」を配信リリース。11月にはDebut EP「PHASES」をリリース。ドラマティックに高揚するエレクトロサウンドをベースに、透き通った歌声で表現する世界は生々しく美しい。
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