アーティストの方に特集テーマに沿った楽曲を紹介してもらうプレイリスト企画。今回は、インディ/オルタナティブロックプロジェクト・SAGOSAIDより、SAGO(Vo. / Gt.)が登場。今月の特集テーマ“ROCK for Us ―日々を生き抜くための音楽―”のもと、SAGOにとってロックミュージックはどんな存在かということを尋ね、特に影響を受けてきた楽曲を集めた全10曲のプレイリストを作ってもらいました。
SAGOが制作したプレイリストのタイトルは『Somewhere but here』。プレイリストの中から、Sheer Mag(シアー・マグ)や、Pixies(ピクシーズ)、The Smashing Pumpkins(スマッシング・パンプキンズ)、そして自身の楽曲をピックアップし、コメント付きで紹介しています。心を解放するような轟音をバックに“生きづらさ”を歌うSAGO。そんな彼女が生み出すありのままのリリックや、SAGOSAIDの楽曲との共通点も見出せるラインナップとなっています。(編集部)
PROFILE
SAGOSAID(サゴセッド)
活動休止中のバンド・she saidのボーカル・ギターとしても活動をしていた、SAGOを中心とするインディユニット。東京・西調布でDIY音楽スタジオ〈Studio REIMEI〉も運営している。
これまでに自主制作のカセットテープでシングルを3本、2021年12月に7曲入りEP『REIMEI』をリリース。2023年6月には初のフルアルバム『Tough Love Therapy』を発表した。
1990〜2000年代のグランジ/オルタナティブロックや現行の欧米圏のインディロックバンド、シンガーソングライターとも共鳴する楽曲が注目を集めている。
現実が嫌で耐えられないとき、いつもロックを聴いてきました。
ロックを聴いている数分間は、家でベッドから出れなくたって、どこかへ自由に飛び立てる時間です。
イヤホンをして目を閉じると私は楽しく踊っていたり、行ったことのない国へ行きライブを見たり、広いところで寝転んだり、ここではないどこかにいる自分を楽しんでいました。
今は現実がそんなに嫌ではないので、そうそうどこかへ行ってしまうことはありません。
でもつらくて耐えられないときはいつでも、お金がなくてもイヤホンをして目を閉じればどこかへ行ける、そんな曲を選びました。
(Vo.)のクリスティーナの声が脳に刺さった瞬間、どこかの狭いライブハウスで踊り出している
最初のギターが鼓膜を震わせると、羽根がはえて飛べる
《Shakedown, 1979……》で行ったことのない1979年のアメリカへタイムスリップ
いつかだべってた中華料理屋で話したことを思い出している
EVENT INFOMATION
SECOND ROYAL RECORDS 20th Anniversary Party in TOKYO
2024年3月30日(土)at 東京・新代田FEVER
OPEN 17:00 / STARP 17:30LIVE:
SAGOSAID
COMEBACK MY DAUGHTERS
SuperfriendsTICKET:
1日券 ¥4,500 (+1D)
2日通し券 ¥8,000 (+1D)外部リンク
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