SAGOSAIDが作る“ROCK for Us”プレイリスト『Somewhere but here』|Sheer Mag、Pixiesなど

Playlist

文: SAGOSAID  編:riko ito 

毎月テーマを設けてインタビューやコラム、プレイリストを掲載していく特集企画。2024年2月は“ROCK for Us”をテーマに、ロックミュージックから受けた影響や、日々を生きる中でロックに救われてきた経験などをアーティストやクリエイターたちに伺っていく。今回は、心を解放するような轟音をバックに“生きづらさ”を歌うSAGOSAIDのSAGO(Vo. / Gt.)が制作したプレイリストをお届け。

アーティストの方に特集テーマに沿った楽曲を紹介してもらうプレイリスト企画。今回は、インディ/オルタナティブロックプロジェクト・SAGOSAIDより、SAGO(Vo. / Gt.)が登場。今月の特集テーマ“ROCK for Us ―日々を生き抜くための音楽―”のもと、SAGOにとってロックミュージックはどんな存在かということを尋ね、特に影響を受けてきた楽曲を集めた全10曲のプレイリストを作ってもらいました。

SAGOが制作したプレイリストのタイトルは『Somewhere but here』。プレイリストの中から、Sheer Mag(シアー・マグ)や、Pixies(ピクシーズ)、The Smashing Pumpkins(スマッシング・パンプキンズ)、そして自身の楽曲をピックアップし、コメント付きで紹介しています。心を解放するような轟音をバックに“生きづらさ”を歌うSAGO。そんな彼女が生み出すありのままのリリックや、SAGOSAIDの楽曲との共通点も見出せるラインナップとなっています。(編集部)

PROFILE

SAGOSAID(サゴセッド)

活動休止中のバンド・she saidのボーカル・ギターとしても活動をしていた、SAGOを中心とするインディユニット。東京・西調布でDIY音楽スタジオ〈Studio REIMEI〉も運営している。

これまでに自主制作のカセットテープでシングルを3本、2021年12月に7曲入りEP『REIMEI』をリリース。2023年6月には初のフルアルバム『Tough Love Therapy』を発表した。

1990〜2000年代のグランジ/オルタナティブロックや現行の欧米圏のインディロックバンド、シンガーソングライターとも共鳴する楽曲が注目を集めている。

SAGOSAIDとロックミュージック

現実が嫌で耐えられないとき、いつもロックを聴いてきました。
ロックを聴いている数分間は、家でベッドから出れなくたって、どこかへ自由に飛び立てる時間です。
イヤホンをして目を閉じると私は楽しく踊っていたり、行ったことのない国へ行きライブを見たり、広いところで寝転んだり、ここではないどこかにいる自分を楽しんでいました。
今は現実がそんなに嫌ではないので、そうそうどこかへ行ってしまうことはありません。
でもつらくて耐えられないときはいつでも、お金がなくてもイヤホンをして目を閉じればどこかへ行ける、そんな曲を選びました。

PICK UP SONGS

Sheer Mag「Fan the Flames」

(Vo.)のクリスティーナの声が脳に刺さった瞬間、どこかの狭いライブハウスで踊り出している

Pixies「Debaser」

最初のギターが鼓膜を震わせると、羽根がはえて飛べる

The Smashing Pumpkins「1979 – Remastered 2012」

《Shakedown, 1979……》で行ったことのない1979年のアメリカへタイムスリップ

SAGOSAID「Chinese Restaurant」

いつかだべってた中華料理屋で話したことを思い出している

SAGOSAIDが作る“ROCK for Us”プレイリスト『Somewhere but here』

SAGOSAID・人気曲プレイリスト

EVENT INFOMATION

SECOND ROYAL RECORDS 20th Anniversary Party in TOKYO

2024年3月30日(土)at 東京・新代田FEVER
OPEN 17:00 / STARP 17:30

LIVE:
SAGOSAID
COMEBACK MY DAUGHTERS
Superfriends

TICKET:
1日券 ¥4,500 (+1D)
2日通し券 ¥8,000 (+1D)

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