IMPFとIMPEL、生成AIライセンシングの共同原則を発表

Music Tech

文: DIGLE編集部 

独立系音楽出版社の国際団体IMPFと、独立系音楽出版社によるデジタルライセンシング団体IMPELが、生成AIのライセンシングに関する共同フレームワークを発表。楽曲の適正評価、透明性、権利者の監督を支える技術の重要性を掲げた。

独立系音楽出版社の国際団体IMPFと、独立系音楽出版社によるデジタルライセンシング団体IMPELが、生成AIのライセンシングに関する共同フレームワークを9月30日に発表した。両団体は、公正で透明性があり、持続可能なアプローチに向けた明確な原則を示している。

IMPFとIMPELの生成AIライセンシング共同フレームワーク告知ビジュアル

発表では、ほかに特段の要素がない限り、楽曲は録音と少なくとも同等に適正評価されるべきだとした。また、ライセンシングのプロセス全体に透明性を組み込む必要があるとしている。明確なライセンス条件、堅牢な報告義務、権利者による監督を支えるうえで、技術が信頼構築に重要な役割を担うとも述べた。

両団体は、イノベーションや責任ある実験、建設的なライセンシング協議を支持する一方で、不明確な条件、不公平な経済性、楽曲の価値を過小評価するライセンスモデルの上にイノベーションは成り立たないと強調している。共同フレームワークの中心には、楽曲を適正に評価するという約束がある。

About IMPF

IMPFは、独立系音楽出版社のための国際業界団体。公式サイトでは、国境を越えて容易にライセンスされる環境を目指しつつ、ソングライターと会員企業が作品に対して公正な報酬を得られることを重視すると説明している。ブリュッセルを拠点に、独立系音楽出版コミュニティの国際的な利益の代表、ベストプラクティスの共有、法制度に関する情報交換、作曲家と音楽出版社に関わるプロジェクトの支援などを目的に掲げる。

About IMPEL

IMPELは、独立系音楽出版社が共同でデジタルサービスプロバイダーに対するメカニカル権をライセンスする、国際的な団体である。公式サイトによれば、出版社が所有・主導する組織として、会員の専門性と交渉力を結集し、効果的で透明性のある管理を通じて、デジタル領域で会員の戦略的資産となることを目指している。

INFORMATION

インフォメーション画像

IMPF/IMPEL 生成AIライセンシング共同フレームワーク

発表:2026年9月30日
原則:楽曲を適正に評価すること、ライセンシング過程に透明性を組み込むこと、明確なライセンス条件・堅牢な報告義務・権利者による監督を支える技術の役割を重視すること

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