文: Kou Ishimaru 編:Kou Ishimaru
MA'LILとHODAKAによるR&Bデュオ、JamFlavorによる新シングル。9月にリリースされた「CRY~戻りたい夜を~」と同様に、11月26日公開の映画『幕が下りたら会いましょう』へ書き下ろされた楽曲です。度々使用されるボーカルチョップが壮大なスケールを演出し、トレンドを抑えたオルタナティブR&Bチューンに仕上がっています。ダークな雰囲気のトラックの上でセクション毎に切り替わる2人のボーカルパートが印象的で、曲中全編で漂っているウェットな質感がクールです。
SSW/クリエイターとして東京を拠点に活動するAi Kakihiraの新曲。サックス奏者・ムラカミダイスケをゲストに迎え、実験的な音作りに挑戦した意欲作です。オリエンタルとデジタルが織り混ざり、どこかYELLOW MAGIC ORCHESTRAの『BGM』と似たような空気感を彷彿とさせます。
2021年3月に熊井吾郎、FLEURとのコラボ曲「Bossa」をリリース、最近では三井アウトレットパークのTVCMを歌唱するなど、各所で話題を呼んでいるR&B/HIP HOPシンガー、Salaの新曲。サウンドプロデューサーにShin Sakiuraを迎えており、軽快な16ビートをベースにした楽曲に仕上がっています。無邪気だった頃を思い出しながら、新しい光に向かって前進していくような、懐かしさと希望を持ったR&Bチューンです。
インストゥルメンタルプロジェクト、Aesop Boyの新曲は、〈origami PRODUCTIONS〉によりフリー提供された関口シンゴの音源を編集し、バックトラックとして使用した楽曲。ソフトな質感と踊れるグルーヴを同居させたリズミカルなトラックの上で、シンセサイザーの繊細なメロディが展開されていきます。優しく陽の差す部屋で聴いて踊りたくなるダンスチューンです。
Ba/VoのAki Kawanoとコンポーザーのyohkyuが、2021年1月より活動開始させた音楽ユニットar syuraが早くも11作目のシングルをリリース。井高寛朗がエレクトリックピアノ(ウーリッツァー)とシンセサイザーで参加した本作は、ジャズやファンクなどのグルーヴィな音楽性を基に実験精神に富んだ1曲。「心でうずくまる私を見つけて欲しい」というメッセージが散漫な楽器隊の中に散りばめられ、一種の呪文にも聴こえてくるような不思議な世界観が魅力です。
その他、注目のリリースにはASS MAGIC、gb、パスピエなどがラインナップされています。
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