文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
ニコニコ動画内で2010年代前半から流行したラップジャンル“ニコラップ ”やYouTubeなどのネットカルチャーをルーツとし、現役東大生ラッパーとして2010年代初頭から活動しているラッパー・RAqが最新作「See U Later!」をリリース。宅録という特性からもコロナ禍の影響を受けないどころか、隔週水曜日のリリースを続けているRAqの今年12作目の作品となっている。前作の爽快でチルな「Summer Days」から打って変わって、エネルギッシュなギターやシンセのサウンドが魅力のロック&デジコア曲。対照的な性格を持った2曲のサマーチューンを聴けば、今年の夏は乗り切れそうだ。
松田“CHABE”岳二と紗羅マリー率いる5人組・ロックンロールバンドLEARNERSが新曲「Twinkle Winter Day」をリリース。カバーも多くドロップしてきているLEARNERSの新作は、久々のオリジナル曲に。これまでの楽曲よりもモダンさが増したサウンドや、冒頭から畳み掛けるドラムフレーズがパワフルな1曲。ロックンロールの“キラキラとした魅力”が全面に出た、まさにトゥインクルなギターチューンだ。
自然派シティポップをコンセプトにする3人組、KOMONO LAKEの新シングル「Easy」。Kurojiとの共作曲「WAVE」を6月末にリリースしたばかりのKOMONO LAKEが、今回はラッパーのgbをゲストに迎えたドリーミィチューンをドロップ。夢見心地なサウンドに、ソフトで優しいKanbinの歌と温かみのあるgbのラップが交わり、それぞれの個性が100%活かされたコラボレーションに。
都内で活動するバンドStrip Jointが、9月21日(水)にリリースする1stアルバムより、収録曲「Oxygen」を配信。同曲は改名前、Ceremonyという名義だった2018年にリリースされた代表的楽曲の1つ。それを今回新たに再録し、曲の持つ落ち着いたトーンとユースなドライヴ感にさらに磨きを加えている。“現行インディーロックから70年代以降のクラシックロックのエッセンスを現代に昇華させた”というアルバムの全貌にも期待だ。
或る感覚のフロントマンとしても活動する立花龍を中心として結成し、2017年から活動中のBurgundyが、8月に待望の1stフルアルバム『Xylitol Pool』をリリース。今回先行配信された「たくましいたましい」は、ワウギターとセブンスコードの絡みが印象的な楽曲。多層に重なったコーラスや前面に押し出されたギターソロがASMR的に耳を刺激し、音源だからこそハマるアプローチが数多く施されているのはもちろんのこと、フロアで体を揺らしながら観たいライブチューンであることも間違いない。
その他、注目のリリースにはHannah Warm、田中タリラ、ニューヤナセなどがラインナップされています。
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