TVアニメ『サムライチャンプルー』のサントラがサブスクで配信。Nujabesら手がけたLo-Fiヒップホップの源流的作品

News | 2024.01.09 2024.01.09

TV放送から20周年を迎えたアニメ『サムライチャンプルー』のサウンドトラックが、各種音楽ストリーミング配信サービスにて配信開始された。渡辺信一郎監督による同アニメは、時代劇とHip Hopを融合させ、その斬新な映像と音楽がアニメファンのみならずHip Hopファンをも虜にした作品。Nujabesらが音楽を手がけている。

2004年にTV放映されたアニメ『サムライチャンプルー』。TV放送から20周年となる2024年、長きに渡って配信が行われていなかった同アニメのサウンドトラック4枚が、各種音楽ストリーミング配信サービスにて遂に配信開始された。渡辺信一郎監督による同アニメは、時代劇とHip Hopを融合させ、その斬新な映像と音楽がアニメファンのみならずHip Hopファンをも虜にした、画期的な作品。国内外から高い評価を得ている。

音楽への造詣が深いことでも知られる渡辺監督がこの作品でセレクトしたアーティストは、Nujabes、fat jon、FORCE OF NATURE、Tsutchieの4組。彼らが『サムライチャンプルー』のために制作したトラックは『departure』『masta』『impression』『playlist』の4枚のCDとして2004年にリリースされ、スマッシュヒットを記録、さらに2022年にはアナログ盤としてリイシューされ、こちらもアナログ盤としては異例の4タイトル合わせて2万枚以上のセールスを記録するなど今なお高い人気を誇っている。現在CDは入手困難となっており、今まで手軽に聴くことのできなかった音源が遂に聴くことができるということで、本作のファンの歓喜の声が聞こえてきそうだ。

また配信開始と合わせて、Spotifyでは公式アニメプレイリストが公開されているほか、各ストリーミングサービスで参加アーティスト別のプレイリストも展開されているとのこと。こちらも是非チェックしてほしい。