swancry、叙情派ハードコアを軸にした1stフルアルバム『幾つもの祈りへ』をリリース

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2022年に始動したボーカリスト・hikageによるソロプロジェクト・swancryが、1st EP、2nd EPを経て、2024年12月25日(水)に待望の1stアルバム『幾つもの祈りへ』をリリースした。本アルバムは、Track2「イノセント」以外は全て未リリースの新作による全8曲収録のアルバム。

2022年に始動したボーカリスト・hikageによるソロプロジェクト・swancryが、1st EP、2nd EPを経て、2024年12月25日(水)に待望の1stアルバム『幾つもの祈りへ』をリリースした。本アルバムは、Track2「イノセント」以外は全て未リリースの新作による全8曲収録のアルバム。叙情系ハードコアを軸に、ポスト・ロック、Skramz、オルタナティブの要素を散りばめたサウンドと、甘く繊細なボーカルを融合させた随一の特徴に、今作ではデプレッシブブラックメタルを感じさせる1曲もあり、新しい挑戦と、進んでいく意志を見せる作品となっている。

swancry
1stアルバム『幾つもの祈りへ』artwork

なお、コンポーザーとして、Sekine(Zanm)、Hiiro(Fall of Tears)、Baba(Zanm)、アレンジャーとして小室響(ete)、Takefuji(Fall of Tears)、Junya(Schattered)、鴨下支音(asayake no ato)が参加。多様なアーティストを迎え、彩り豊かな楽曲がアルバムを彩っている。

「祈るしかない無力さと、祈らない強さ」をテーマに書かれ、弱さと強さを兼ね備えるボーカルで聴く人の心を時には揺さぶる一枚。是非チェックしてみてはいかがだろうか。

swancry 本人コメント

活動当初から、型にハマらないように色々な音楽を取り入れていて、1st EP は自分が好きなオルタナティブ色が強く、2nd EP では激情色が強い「花」だったり、シューゲイザー寄りの「深海から」があって、今作ではブラックメタルを取り入れた「I am」、アンビエンス色のある「きらきらひかる」があって、でもやっぱりどれも自分の特徴的な声とシャウトが入ることで swancry らしくなる。叙情系ハードコアの女性ボーカルというのは世界中見ればありますけど、ここまでクリーンが甘いのは珍しいのではないかと思っていて、他には無い、ここでしか聴けない曲を増やしていけたらいいなと、改めて思えたアルバム制作でした。

歌詞は相変わらず自分の中の葛藤が多いですが、「冬の亡霊」はファンの子が失恋してしまったという話を聞いて、寄り添えるような歌詞にしたいな(と思って書いたら、結局暗くなった)とか、「Birth」は聴いてくれているみなさんに対してでもあり、一緒に音楽をやっている周りのみんなに対してでもあり、swancry をやっていなかったら生まれなかったものなので、みんなから貰った感情を閉じ込めて、こうやって届けられることに感謝しています。また次の制作も頑張るので、アルバムたくさん聴いて、今後も楽しみにしてもらえたら嬉しいです。

RELEASE INFORMATION

『幾つもの祈りへ』

2024年12月25日(水)
swancry(スワンクライ)
2,400円(税込)

【TRACKLIST】
1. I am
2. イノセント
3. 幻夜
4. Mag Mell
5. Howi
6. きらきらひかる
7. 冬の亡霊
8. Birth

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