Merlin、日本拠点設立10年——インディペンデント音楽の海外収益が48%に

Music Tech

文: DIGLE編集部 

デジタル音楽ライセンスパートナーのMerlinが、日本拠点設立から10年を迎えた。日本メンバーへのロイヤリティは5年連続で前年比10%超の成長を記録し、海外市場が収益の48%を占めるという。

デジタル音楽ライセンスパートナーのMerlinは2026年10月30日、日本拠点の設立から10年を迎えたことを発表した。日本メンバーへ支払われるロイヤリティは過去5年間、毎年10%を超える成長を続けており、海外市場からの収益は現在、その48%を占めるという。

Merlinの日本拠点設立10周年を伝える公式ビジュアル
Merlin公式サイト掲載ビジュアル

Merlinは2016年10月に東京拠点を設立した。同社によれば、日本のインディペンデント・アーティストやレーベルは北米、ラテンアメリカ、欧州、東南アジアへとリスナーを広げている。国内消費を中心としてきた日本の音楽産業において、海外市場が日本メンバーのロイヤリティのほぼ半分を生む状況は、グローバルなストリーミング市場への展開を示すものとなっている。

日本での事業開始はSpotifyが同国でサービスを開始した年と同じで、Merlinはインディペンデントの権利保有者に向け、グローバルなライセンスパートナーシップへのアクセスと、発展途上にあったデジタル市場を進むための地域に根ざしたサポートを提供してきた。現在は、2016年の東京拠点立ち上げに参加し、2024年9月にAPACゼネラルマネージャーとしてMerlinへ戻ったKaoruko Hillが、日本を含むアジア太平洋地域の事業を率いる。

ガバナンス面では、Danger Crue EntertainmentのCEOであるMasahiro “Jack” Oishiが日本人として初めてMerlinの取締役に選出され、現在はSTARBASEのFounder & DirectorであるManami Ogawaがグローバル取締役会で日本を代表している。Merlinは今後、日本でのメンバーシップ拡大、デジタルプラットフォームとの関係強化、そして権利保有者が海外需要を収益化するための支援を続けるとしている。

INFORMATION

インフォメーション画像

Merlin、日本拠点設立10周年

発表日:2026年10月30日
発表元:Merlin

  • 日本メンバーへのロイヤリティは5年連続で前年比10%超の成長
  • 海外市場が日本メンバーの収益の48%を占める
  • Merlinは2016年10月に東京拠点を設立

Google 検索で
当サイトの記事を優先表示させる

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる