カントリー音楽、世界で広がる「グローカリゼーション」——Luminateがストリーミング動向を分析

Music Tech

文: DIGLE編集部 

Luminateは、カントリー音楽が米国以外でも聴取を伸ばしているとする分析を公開。2026年の世界のオンデマンド再生数は1850億回に達し、2021年同期間比で54%増となった。

音楽データ分析会社Luminateは、カントリー音楽が米国だけでなく、カナダ、欧州、オーストラリアなどでも聴取を伸ばしているとする分析を公開した。フォーク、ブルーグラスを含むカントリーの世界のオンデマンド再生数は、2026年の第1週から第41週までで1850億回に達し、2021年の同期間比で54%増となった。

2022年から2026年までの市場別カントリー音楽プレミアムストリーミング前年比成長率を示すチャート

最大市場は米国だが、英国では2023年と2024年に前年比40%超の伸びを記録。カナダ、スウェーデン、ノルウェー、オーストラリアでも、2022年以降にオンデマンド再生の二桁成長がみられた。Luminateは、地域に根ざした音楽がストリーミングを通じて国境を越え、現地のアーティストやリスナーを生む「グローカリゼーション」の動きとして捉えている。

同社は、パンデミック下で米国のカントリーファンのストリーミング利用が増えたことが、海外のリスナーにとって楽曲を見つけやすくする契機になったと分析する。2025年以降は前年比成長率が落ち着きつつある一方、再生ボリュームに大きな減少はないとしており、各地域のアーティストが新たな支持を集める状況も紹介している。

INFORMATION

インフォメーション画像

Luminate「Country Music’s Global Boom Is Another “Glocalization” Wave」

公開日:2026年11月3日(米国時間)
対象:カントリー(フォーク、ブルーグラスを含む)
2026年オンデマンド再生数:1850億回(第1週〜第41週、世界合計)
2021年同期間比:54%増

Google 検索で
当サイトの記事を優先表示させる

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる