文: DIGLE編集部
音楽データ分析企業Luminateが、世界市場における英国音楽の動向と、英国の音楽リスナーに関するデータを公表した。ストリーミングが新興市場へ広がり、英語圏以外のアーティストも国際的な存在感を高めるなかで、英国音楽は海外と国内の両面で一定の支持を維持しているという。

2026年時点で、英国アーティストは世界のOn-Demand Audioストリーミングの約4%を占める。2024年の4.3%、2025年の4.2%からはわずかに低下しているものの、世界全体のストリーミング消費量が拡大し、さまざまな地域のアーティストが国境を越えて聴かれる状況を踏まえると、シェアをおおむね維持していること自体に意味があるとLuminateは示している。
英国アーティストと海外アーティストの越境コラボレーションの例として、LuminateはColdplay(コールドプレイ)とBTSによる2021年の「My Universe」、Bad Bunny(バッド・バニー)とGorillaz(ゴリラズ)による2023年の「Tormenta」を挙げている。さらに2026年上半期、英国は自国以外でのストリーミング数を基にしたLuminateのExport Power Rankingsで、世界2位の音楽輸出国となった。
国内でも音楽への関心は強い。Luminateの調査では、自身を定期的な音楽リスナーと捉える英国の回答者は79%で、2025年の76%から増加。週あたりの音楽聴取量は前年より約10%増え、Z世代は週15.2時間、ミレニアル世代は週14.6時間に達した。回答者の月間音楽支出は平均83ポンド(約110米ドル)と報告されている。
インディーレコード店で定期的に音楽を購入する層では、インディーロックを聴くと答えた割合が34%で、全体の17%を上回った。オルタナティヴロック、シンガーソングライター、フォークといったロック周辺のジャンルについても、一般的な音楽リスナーより高い聴取率が示されている。
INFORMATION
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Luminate「U.K. Music Thrives Abroad and at Home Despite Growing Global Competition」
公開日:2026年10月20日
発表元:Luminate
- 2026年、英国アーティストは世界のOn-Demand Audioストリーミングの約4%を占める
- 英国は2026年上半期のExport Power Rankingsで世界2位
- 英国の定期的な音楽リスナーは79%で、前年の76%から増加
- Z世代の週次音楽聴取時間は15.2時間、ミレニアル世代は14.6時間
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