Makoto(CRAFTROCK BREWING)選曲『Songs for Dark Beer』Misfits、THE LOACL PINTSなど｜連載3/4

Rensai | 2023.11.27 2023.11.30

Knowledge / Operation Ivy
Happy-Go-Lucky / FILTER & THE LOCAL PINTS
Last Caress / Misfits
Funeral Thirst / The Black Dahlia Murder
Glider / Bearwear

12月22日、23日に東京／大阪でのワンマンショウを開催するBearwear。同公演にて、クラフトビールブリュワリー『CRAFTROCK Brewing』とのコラボビールを発売する彼らが、“黒ビールをイメージした楽曲”を選曲。今回はMakoto(CRAFTROCK BREWING)がセレクトした5曲をお届けします。

2023年12月22日（金）東京・新宿MARZ、23日（土）大阪・SOCORE FACTORYにて、ワンマンショウを開催するオルタナティブ・バンド、Bearwear。そんな彼らはイベント開催と合わせて、クラフトビールブリュワリー『CRAFTROCK BREWING』とコラボレーションし、昨年の初ワンマンに引き続き今年もオリジナルビール第二弾を発売。今回はミントが香るハーバルな黒ビールを販売します。

先日Bearwearのメンバーは、東京・日本橋にある『CRAFTROCK BREWING』の店舗にて、ビール仕込みに参加。ビールの素となる“麦汁”を作る作業を行いました。あとは発酵／熟成させれば完成です。

左:鈴木諒（CRAFTTROCK BREWING） / 右:Kazma（Bearwear）

そんな中、今回の連載では、Bearwearのメンバーと『CRAFTROCK BREWING』のスタッフが、“黒ビールをイメージした楽曲”を選曲。ダークで酩酊感のある楽曲をセレクトしました。今回は『CRAFTROCK BREWING』のスタッフで、同ブリュワリーのハウスバンド・THE LOCAL PINTSのGt/Choを担当するMakotoが選んだ4曲をお届けします。

Makotoが選曲したプレイリスト

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Knowledge / Operation Ivy

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Makoto セレクトコメント:

説明不要ではあるが一応説明するとRancidのVo/Gt.Tim ArmstrongとBa/Vo.Matt Freemanの前身バンド。彼らのコンパイル音源集の1曲目を飾るこの曲は、3コードで荒々しくもメロディック。「俺が知っているのは、俺は何にも知らないってことだ」という力強いメッセージ。情報過多のこの時代においても、一旦頭を空っぽにして軽めのブラック・ラガーをグッと飲み干してビートに身を任せればシンプルに生きる手助けになるかも！？

Happy-Go-Lucky / FILTER & THE LOCAL PINTS

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Makoto セレクトコメント:

手前味噌ですが、自分のバンドTHE LOCAL PINTSが友人のバンドFILTERとスプリットEPをリリースしました。この曲はメッセージ性というよりは、肩の力を抜いて、イージーに聞いてもらえればと思って書いた曲。ハッピーなんだけどちょっと切ない、そんな塩梅の楽曲にはピーナッツバター・スタウトがよく合います。スタウトの持つ、コーヒーのようなのリラックス感あのあるほろ苦さ、そこに甘くてちょっと楽しくなっちゃうようなピーナッツバターが加わるととっても親近感のあるお酒に。

Last Caress / Misfits

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Makoto セレクトコメント:

パンクとゴス、一見エネルギッシュなジャンルに、ちょっとダークな世界観が入ってくるとまた新鮮な雰囲気になりますよね。個人的にはパンクとIPAって相性がいいと思っていて (某商品には関係ないですよ！笑)そこにゴス = ダークビールの要素が加わるとブラックIPAというオリジナルなスタイルに。焙煎香とホップのアロマ、どっしりしたビターさを愉しみながら、オカルトの世界に身を任せてみては？(ちなみにこの曲の歌詞はとんでもない内容ですが、そういうエンターテイメントだとご理解を！)

Funeral Thirst / The Black Dahlia Murder

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Makoto セレクトコメント:

この記事を読んでくださる読者の皆さんへどれくらい需要があるのかわかりませんが、強烈な選曲です！初めてこの曲を聴いた時、高1の自分は「世の中にこんな忙しい音楽があるなんて！」とおったまげました。そして、クラフトビールの沼にハマって間もない頃に「インペリアル・スタウト」を初めて飲んだ時は、10%を超える度数のビールがあることなどつゆ知らず、「世の中にこんな濃厚なビールがあるなんて！」と、同様にとても感銘を受けたことを覚えています。強烈なものというのは好き嫌いが分かれますが、一度好きになってしまえば病みつきになってしまうもの。勇気を出して飛び込んでみてはいかがでしょう！？

Glider / Bearwear

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Makoto セレクトコメント:

CRAFTROCK BREWINGと2度めのコラボビール・制作を果たしてくれたBearwearの新曲。前作ビールとタイアップの「Drunk Stories」とは対照的に、少し暗がりの部屋で自分のことについて考える時のような印象を受けました。ベルギー発祥のビールスタイル「ベルジャン・スタウト」をベースに、4.5%に抑えたボディが軽やかなビートとリンクし、クールなトラックの音色と、隠し味に入れたミントが親和性が出ているかなと思います。来る12月のライブで、実際に飲みながら楽曲を体感してもらえるのが楽しみです！

Bearwear × CRAFTROCK BREWING セレクトプレイリスト

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EVENT INFORMATION

Bearwear ONE MAN SHOW『:(uncertain place)』

▼東京公演
2023年12月22日
at 新宿MARZ
OP 19:00 / START 20:00 /CLOSE 22:00
一般 ¥4000+1d / ビール(2本)券付き ¥6600+1d
Guest Vo : Maya Akechi(The tiva)、KANAKO(THE LOCAL PINTS)
VJ : Humungus

▼大阪公演
2023年12月23日
at 南堀江 SOCORE FACTORY
OP 19:00 / START 20:00 / CLOSE 22:30
一般 ¥4000+1d
Guest Vo : miraco (yuragi)
Opening DJ : Erolin / Closing DJ : Kiong
Pop-up Store : cave used clothing,experienc(e)

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2023年12月に2ndフルアルバム『:(uncertain place)』をリリースすることを発表した東京拠点のオルタナティブ・インディバンド、Bearwear。

そんなBearwearが、12月22日（金）に東京・新宿MARZ、翌日23日（土）に大阪SOCORE FACTORYにてワンマンショウを開催。

両公演、音楽メディア『DIGLE MAGAZINE』が運営するプレイリストブランド「DIGLE SOUND」によるイベントシリーズ＜DIGLE SOUND Live＞との共催で行われる他、大阪公演はオーガナイズクルー〈experienc(e)〉(京都)がオーガナイズを手掛け、Open DJ / Close DJ / 古着のポップアップストアを招聘したパーティ仕様で開催される。

そして、昨年の初ワンマン時に引き続き、東京・日本橋にあるビールブリュワリー『CRAFTROCK BREWING』とコラボレーションしたオリジナル・クラフトビールの発売も決定。前回はジンを用いたボタニカルなビール『drunk storie』を発売していたが、今回は”アルバムのダークな世界観をイメージした黒ビール”がリリースされることが明かされている。

INFORMATION

『Bearwear Profile』

Kazma(Lyric/Vo)、Kou(Music/Arrange/Ba)の2人を中心に結成されたインディ/オルタナティブロックバンド。

様々なジャンルのバンドからサポートメンバーを迎えフレキシブルな体制で活動。若手ディレクターPennackyがMVを監督し、アジカンのGotch氏も大推薦した代表的楽曲「e.g.」などを収録した初流通作品『DREAMING IN.』を2018年10月にリリース。

2020年3月には2nd Mini Album『:LIVING IN THE ECHO CHAMBER』をリリースし、同年8月にはフジロックのオーディションステージ<ROOKIE A GO-GO 2020>に出場、11月には渋谷club asiaにて初の冠企画<:CHAMBER FEST>を開催している。

2021年には1st Full Album『The Incomplete Circle』をリリースし、2022年3月には同アルバムのリリースツアーファイナルとして新宿LOFTにて<:CHAMBER FEST 2022>を開催。同年9月には新宿Marzにて初のワンマンも敢行した。

2023年2月、新規軸の配信EP『sad but dancing, happy but crying』をリリース。海外のプレイリストにも多々選出されるジャンルを越えた幅広い音楽性と、国内のインディ・ライブシーンでの積極的な活動というニ軸で、同時代の音楽シーンと密な関わりを続けている。

『CRAFTROCK BREWING』

2019年9月27日に日本橋・コレド室町テラスに「CRAFTROCK BREWPUB & LIVE」を開店。
「音楽とクラフトビールのカルチャーを繋げ、ミュージシャンをサポートするビールメーカー」がブリュワリーのテーマ。

醸造所にライブバー（140席）が併設され、店内で行われる音楽ライブと、作りたてのフレッシュなビール、ステーキをメインにしたアメリカンフードが楽しめる。

ビールは、「どこまでもクリーン、心地良く響く音楽のように心を踊らせる味わい。毎日でも、どんな時間帯でも飲みたいビール」をテーマに、クリアネス、基本を大切にしたビールを信条に掲げる。

We are craft brewery in Tokyo.
Brew clean beer.
Support musicians.

外部リンク

Bearwear X（旧Twitter）Bearwear Instagram Bearwear 各種SNS／配信リンクまとめ CRAFT ROCK BREWING 公式ストア

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