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東京のアートコレクティブ「dosing」からCalumecs選曲『THE SOUNDS OF THE APOCALYPSE』Suda、Fifty Grandなど|1月連載1/4

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文: 久野麻衣 

東京で注目を集めるパーティとのコラボ・プレイリスト連載企画。東京のアートコレクティブ(=集った人間が芸術表現を行っていく場所)『dosing』のメンバーが毎週セレクトした楽曲を紹介します。今月はCalumecsが担当。

東京のアートコレクティブ「dosing」メンバー・Calumecsセレクト

インタビュイー画像

Calumecsコメント:

今回のプレイリストは5曲ずつの編成で4つの章に分けて更新していくよ。テーマは“Warning Signs”“The Fall”“The Aftermath”“Beyond The Grave”の4つ。このプレイリストを通して、各曲のもつストーリー性や背景にも注目して楽しんでほしい。

PART 1/ WARNING SIGNS

Kaneda / Geinoh Yamashirogumi


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Calumecsコメント:

まず、クラシカルなムードを物語に迎えるためにこの一曲を紹介したい。伝統的な和楽器と、現代的なシンセの組み合わせがAKIRAの舞台となったネオ東京を見事に表現しているね。

Knotweed / Suda


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Calumecsコメント:

「Knotweed」は一曲目に紹介した「Kaneda」に通ずるものがあるよ。クラシカルなベルの音と現代的な808シンセという個性的なサウンドの融合だね。曲の終盤で迫り来る不吉なシンセの音が、オーディエンスに鬼気迫るものを感じさせるし、それはまるで警鐘が鳴らされてるみたいだ。

Reasons / Fifty Grand


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Calumecsコメント:

ボーカルが入ってる曲を追加しようと考えた時に、この曲が真っ先に思い浮かんだんだ。思うに、エレクトロミュージックの世界へ深く入っていくときにもピッタリな一曲だよ。鎮痛作用すら感じるFifty Grandのボーカルは、さながらアポカリプスの預言者の言葉のように聴こえてくるんだ。

My Veil / DJ Heroin


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Calumecsコメント:

DJ Heroinは僕が今まで遭遇したプロデューサーの中でも最もユニークな一人だよ。エモーショナルなメロディーに深く心は切り裂かれ、予測不可能な曲の展開に魂を踊らされる、聴いていて全く飽きがこないね。そんな彼の「My Veli」は、僕ら人類が取り返しのつかない地点にまで行き着いたことを悟すような悲しみを感じさせてくれるんだ。

Drained / Grasps


インタビュイー画像

Calumecsコメント:

第1章の幕を下ろすのはオーストラリアのプロデューサー、Graspsの「Drained」だね。2017年に彼が来日した時には僕らdosingとコラボレーションして一緒に曲を作ったりDJをしたんだ。彼は独創的な作曲スタイルと構成理論をもっていて、とてもインスピレーショナルなクリエイターだったね。彼の奏でる金属的な音と高まるテンションのうねりからは、世界が滅亡する直前の叫びが想起されたんだ。


毎週月曜日更新!東京のアートコレクティブ「dosing」プレイリスト




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ドリーミングオブスリーピング Dosing(Dreaming of sleepingの略称)は東京を拠点にした日夜不眠症に悩まされているアーティスト、ミュージシャンのコレクティブである。
睡眠不足で創造性を養い、東京のライフシーンに一石を投じるクリエイター達の集団であると同時に、世界各地の最先端カルチャーを東京のライフシーンに届ける発信者。また、パーティやイベントという形態を介して新しい形のコミュニティスペースも創造している。

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Calumecs Profile

ニュージランドのオークランド出身electric candy sandのエレクトロミュージックシーンにおけるキャリアは、地元オークランドで現地の若者達に支持されているキャッスルナインでDj/オーガナイジングを始めたところからスタートする。その後,ニュージランド最大規模のニューイヤーズパーティ Rhythm and Vinesに出演。さらにはXXYYXXのアクトのサポートをする翌年にはクロノフォニウムというカルト的な人気を誇る、インディペンダント・フェスのディレクション/運営に携わる2013年に日本に拠点を移してから大阪、京都、東京と日本の主要都市におけるクラブにて日夜フロアを沸かせている。2014年にはWhite rabbit のレジデント DJを務め、OWSLA’s ETNIKのサポートアクトも果たした。Electric candy sandがエレクトロミュージックの制作を本格的に始めたのは2015年で、そのスタイルはhiphop、juke、様々な形式のBass musicなどに強く影響を受けている。また、同年に楽曲制作を進めていく中で出会ったHIRO THA JAP(Sex cult records)、Steffen ¥oshikiと共にイベントオーガナイジング/音楽•アートレーベル dosing (dreaming of sleeping)を設立。渋谷、青山、を中心に定期的にパーティを開催している。

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久野麻衣

DIGLE MAGAZINE 副編集長

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