YonYon選曲の芸術の秋を彩るプレイリスト『The Arts of Autumn』Viann、Sango、Nosaj Thingなど | 10月連載2/3

Rensai

文: りん。 

毎回セレクターがDIGった(=選んだ)楽曲をコメントと共に紹介する、毎週更新のプレイリスト連載企画。10月は「秋」をテーマに選んでもらっています。DJ、プロモーター、音楽プロデューサー、ラジオDJなどマルチクリエイターとして活躍するYonYonさんの秋を感じる曲とは?

YonYonセレクトの秋を感じる曲

foreignhub.co.kr / Viann,Khundi Panda,JeremiahJae


インタビュイー画像

YonYonセレクトコメント:

タイトルを見て、実際にサイトが存在するのかなと思っていたのですが、そうでは無かったみたいです。単に外国ラッパーのフィーチャリングが引き立つ曲ではなく、無造作に刻まれたビート、韓国の伝統楽器パンソリのサンプルを駆使して作られたリズミカルなグルーブを、co.krという韓国の新しいハブがどんなものかを明確に示すものだという。

Dance for Blessings / Sango


インタビュイー画像

YonYonセレクトコメント:

LAのラジオクルー、そしてプロデューサー集団であるSoulectionに所属する彼が出した2枚目のアルバムより一際目立ったこの曲は、パーカッションが主体となって様々なリズムを細かく出し入れする、アップテンポなクラブサウンドです。曲中のビートが展開する度に全く違うものになっていて、とにかくカッコ良いです。

Sister / Nosaj Thing


インタビュイー画像

YonYonセレクトコメント:

LA屈指のパーティLow End Theory出身の人気プロデューサーNosaj Thingは、日本国内だと真鍋大度とのヴィジュアルコラボで知られていると思います。2年前のアメリカ・ツアー中のすべての機材を盗まれてしまうという事件に遭い、これまで作りためていたトラックのデータまでも失いましたが、むしろそれを新たなクリエイションに挑戦する機会だと前向きに考えたそうです。確かに前作のEPと比べるとジャンルのバリエーションも増えていて、様々な感情やサウンドが表現されたノサッジ生まれ変わりの1曲だと思います。


毎週月曜更新!YonYonの秋を感じるプレイリスト




YonYon Profile

ソウル生まれ東京育ちというバックグラウンドを持ち、DJ、プロモーター、音楽プロデューサー、ラジオDJとしてマルチに活動するクリエイター。

2012年にDJとしてのキャリアをスタート。Future Beats、Hip Hop、UK Bass、House、Technoまでジャンルを越え直感的にミックスするスタイルが世界中から評価され、日本のみならず東アジア、アメリカ、ヨーロッパなど国内外にまで活動の幅を拡大中。

一方で、その類稀な清涼感のある歌声を生かして国内外のアーティストの楽曲にフィーチャリングで参加している。R&B、HIP HOPのグルーヴをベースに、幼い頃から聴いていたJ-POP/K-POPのメロディーを取り入れ、すでに多くの革新的な作品を生み出してきた。

また、日韓を繋ぐキーパーソンとして[THE LINK]プロジェクトの立ち上げや、ラジオでは同年代のアーティストを紹介する役目を担うなど、彼女のアンダーグラウンドからオーバーグラウンドまで分け隔てないグローバルな活動に注目が集まっている。


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