文: DIGLE編集部
ーあなたは、どんなプレイリストを作る?
アーティストの方にテーマを決めていただき、それに合わせた楽曲を紹介していただくプレイリスト連載。隔週で4回に渡り、プレイリストの楽曲を紹介していきます。
今回は、5人組バンドYAJICO GIRL ・四方颯人(Vo)が、“郷愁を誘う”楽曲を集めたプレイリストを制作。帰省したり、故郷を思い出すタイミングも多かった年初め。是非このプレイリストを流しながらコメントを読んで、郷愁を感じてみてください。
Profile
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YAJICO GIRL
5人編成で自身の活動スタンスを「Indoor Newtown Collective」と表現する。
2016年「未確認フェスティバル」「MASH FIGHT」など様々なオーディションでグランプリを受賞。
活動拠点を地元・大阪から東京に移し、音源制作・MusicVideoの撮影から編集・その他ほとんどのクリエイティブをセルフプロデュースし、活動の幅を勢力的に拡げている。
YAJICO GIRLのセレクトポイント:
1997『グッド・ウィル・ハンティング』の主題歌。去年はなぜかダウナーな気分が続いていて、エリオット・スミスの歌声にすごく惹かれていました。「僕は彼女の目を通して世界に恋をした」という冒頭の歌詞が詩的で素晴らしい。僕はどうやらこういうギターの音に弱いみたいです。儚くて、気だるげで、哀愁漂う感じ。YAJICO GIRLのセレクトポイント:
2020年、コロナ禍になり急遽リリースされたくるりの未発表作品集から。この音源は2009年『魂のゆくえ』制作時のリハーサルテイクをそのまま収録したもので、一発録りならではの、再現性のないエモーションに包まれた最高の曲です。初めて聴いた時、岸田さんの声と世武さんのピアノで感涙しました。歌詞も素晴らしい。YAJICO GIRLのセレクトポイント:
去年リリースされたClairoの新譜から。先程にも書いたように去年一年はダウナーな感じで、このアルバムをめちゃめちゃ繰り返し聴いてました。1:54からの間奏が最高で、余白のあるミックスも聴き心地が良い。僕は1stより断然こっちの方が好きです。夏に出たんですが、この静謐さは寒い時期にもよく合うと思います。YAJICO GIRLのセレクトポイント:
昨年リリースされSNSで話題になった一曲。「シン・カヨウキョク」を提唱しているみたいで、その言葉の通り、アレンジやポストプロダクションは新しいけれど、どこか懐かしい、古き良き日本のポップスみたいな趣があります。過去から現在、そして未来へとバトンは繋がれていくんだ、と実感できる歌詞もすごく良いです。RELEASE INFORMATION
YAJICO GIRL『Retrospective EP』
2022年1月19日(水) 配信リリース
【tracklist】
1.雑談
2.VIDEO BOY
3.どことなく君は誰かに似ている
4.チルドレン
5.Life Goes On
LIVE INFORMATION
<YAJICOLABO 2022 “OSAKA / TOKYO”>
2022年1月30日(日)
会場:梅田CLUB QUATTRO
出演:YAJICO GIRL / BBHF2022年2月5日(土)
会場:渋谷CLUB QUATTRO
出演:YAJICO GIRL / YONA YONA WEEKENDERS
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