文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
やりたいことと好きなことの交差点には、またとないお宝が眠っていることがある。ヴェイパーウェイヴ、フューチャー・ファンク・ユニットとして活動するオリーブがあるも、そういった経緯で生まれたユニットだ。
プロデューサーのJAWZZがLocal Visionsと出会い、自分にできる表現を探るなかでユニットを結成。「著作権ある音楽をサンプリングするのに気が引けるなら、元ネタから作ってしまえばいいじゃない」と、自身で楽曲を作成し再構築する方法を取っている。
元ネタをヴェイパーウェイヴやフューチャー・ファンクに作り変える手腕も鮮やかだが、原曲となる作品もバラエティ豊か。シティポップのみならず、R&Bやファンクも飲みこみ、カラフルな楽曲群を展開している。
先日配信が開始された『Teatro』は、彼らにとって初となるフルアルバム。元ネタ5曲とエディット5曲の計10曲が収録されており、CDのA面・B面のように聴き比べるのも楽しい。いろいろな聴き方をすることで、新たな魅力に出会える1枚だ。
オリーブがある
編集部のおすすめ Recommend
Rensai
DIGLE編集部
Interview
Mai Kuno
Review
石角友香
Rensai
DIGLE編集部
Review
石角友香
POPULAR
人気記事