ダンスミュージックに掛け合わせる、THENEWLEVELらしさ

Review

文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はTHENEWLEVELをご紹介します。

踊れる音楽で大胆に遊んで

2019年結成、東京を拠点に活動するTHENEWLEVEL。フューチャーベースやダブステップといったダンスミュージックを主軸に、バンドサウンドとして昇華したネオミクスチャーを掲げている。

先日配信が開始された「DANCE WITH THE DEVIL」は、悪魔のような欲望と共に踊り続ける人の弱さや醜さを描いた1曲。80年代のマイケル・ジャクソンを意識したダンスミュージックとなっており、うねるようなベースラインや演出的に用いられるシンセサイザーなど至るところに彼のエッセンスが散りばめられている。真っ赤なバックを背に、ハットをかぶった何者かが決めポーズをとっているアートワークも、おそらくオマージュの一環だろう。

一方で、しっかりとTHENEWLEVELらしさも注ぎこまれている。拍子感を狂わせる大胆なブレイクや楽曲と溶け合う甘い歌声は、そういった要素のひとつ。往年のロックスターの影響を感じさせるギターソロも必聴だ。

THENEWLEVEL

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる