文: DIGLE編集部
2013年に結成された、京都を拠点に活動する音楽ユニット、バカがミタカッタ世界。フォークやアンビエント、エレクトロニカなどの要素を取り入れ、日本語歌詞のポップスへと昇華。近年では、舞台やファッションブランドへの楽曲提供など、活動の幅を広げている。
先日配信が開始された「円形のワープ」は、彼女たちにとって2年ぶりのリリースとなる作品。“Y2Kの時代に想像してた近未来”をテーマに、「この穴を通ったら本当にワープできるのかもしれない」というワクワク感を詰めこんだ1曲となっている。
テーマに即したサウンドは、ノスタルジックかつスペイシー。時空を超えていけそうなシンセサイザーの音色が、楽曲の時代性をふわっと宙に浮かせている。また、SFチックで物語性の高い歌詞でありながら、人生訓のようなメッセージを内包しているのも面白い。“何かを変えたいなら自己責任でどうぞ”や“何かを変えたいならイチかバチかじゃないと”というリリックは、いざ踏み出す瞬間になると脳裏を過り、軽やかに人生をアシストしてくれることだろう。
バカがミタカッタ世界
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