キュレーション・プレイリスト『TuneCore Japan×DIGLE Now』毎週金曜日更新 akaposなど|2月3週目

Review
DIGLEと音楽配信代行サービス・TuneCore Japanがお届けするコラボレーション・プレイリスト『TuneCore Japan×DIGLE Now』。TuneCore Japanの「メディアネットワーク」を通じてピッチされた楽曲の中から、毎週5曲をピックアップしてレビューします。2月3週目のカバーはakapos。

今週の「TuneCore Japan×DIGLE Now」注目のアーティスト

akapos「eraser」

東京都立川市を拠点に活動し、2021年より配信を軸に作品を発表するラッパー、akapos。新作「eraser」は、オリジナリティを失った人々を揶揄した批評的な一作。重厚なシンセベースをループしたシリアスなビートに乗せて、SNSの承認欲求に溺れて歪んでいく精神についてのリリックを畳み掛け、それらを《消し去る 消し去る 消し去る 消し去る》というリフレインで上書きしていく。スタイリッシュなビートと、ストイックな歌詞の連続によって背筋が伸びる。

佐々木 海真「季節」

愛知県を拠点に、2019年より活動するアーティスト/ミュージシャン、佐々木 海真。新曲「季節」は、今生きているこの季節は二度と戻ることのないかけがえのないもの、という内容の歌唱とポエトリーリーディングを組み合わせた一曲。ローファイなビートを背景に展開される、ローズ・ピアノやリヴァーブギターによるノスタルジックなメロディとコードが、過ぎゆく季節の美しさを描く。海外の現行R&Bを思わせるウェルメイドなトラックが、かけがえのない今この瞬間を慈しむ心を呼び起こす。

神澤柚子「ビューティフルに色落ちて」

東京拠点のシンガーソングライター、神澤柚子。新曲「ビューティフルに色落ちて」は、周りに合わせすぎて本来の自分ではない姿で、少しずつ削れてしまった「自分の色」を否定せずに肯定し、前を向こうとする心を描く一曲。コードチェンジに富んだJ-POP風の進行と、ポストロックやオルタナティブロック的なヴォイシングを掛け合わせ、色鮮やかさと浮遊感を表現。《ハダシのまま駆け出して 素肌で感じた風がやけに眩しい 美しい五感を描くのさ True Light》という一節をはじめとするフレッシュな情景描写が、視界を開かせ、心を立て直してくれる。

プルスタンス「telePathy」

2023年1月よりライブ活動を行なっている、東京・下北沢拠点の4人組ロックバンド、プルスタンス。2026年2月4日にリリースされた2nd EP『memory』のリード曲「telePathy」は、片思いの甘酸っぱい感情をポップに描いたラブソング。やや前ノリなシャッフル・ビートや、エネルギッシュなチョーキング・ギターが印象的なアンサンブルが、不器用ながら歌を通じて想いを届けようとする主人公の積極性と呼応する。1〜2サビの《速くなる鼓動聴かないでおくれ》に対して、ラストで《どうか速くなる鼓動聴いておくれよ》と変化する歌詞には、主人公の勇気が現れていて、聴いている側も一歩踏み出したくなる。

宮之悟「青さを吐いて (feat. 初音ミク)」

2019年より東京を拠点に活動するボカロP、宮之悟。新曲「青さを吐いて (feat. 初音ミク)」は、疾走感のある8ビートのロックチューン。ノスタルジックなadd 9th系のギターアルペジオ、切迫感を煽るシンセサイザー・リフのループが、後悔を綴り自問自答する語り手の心情と呼応する。ラストの一節、《最後には笑ってられるような そんな詩 僕は書いていくよ》という歌詞からは、過去を振り返りながらも前へ進んでいく覚悟や清々しさが感じられ、心が軽くなった。

毎週金曜日更新のプレイリスト『TuneCore Japan×DIGLE Now』

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注:期間内に審査依頼のみ完了している場合などは対象外となりますので、余裕を持った応募をお願いいたします。

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