文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
2024年末にフランスより帰国したシンガーソングライター・三田珠理と、若手気鋭のジャズピアニスト・市川空によるダブルネーム作品「Rainbow's End」が2026年6月3日(水)にリリースされる。


2025年、帰国直後のライブでの邂逅から1年。ステージでの共演を通じてシンパシーを育んできた2人が紡ぐ本作は、ジャズを基調としながらもあらゆるジャンルの音を飲み込み、シティポップの延長線とも交わる2026年のワールドワイドなポップスの新たなカタチだ。

ジャケットデザインは絵本作家のマツゾエヒロキが担当している。ぜひ聴いてほしい。
ジャズ、R&B、ヒップホップといった要素が交錯するポップ・ミュージックの流れは、ディアンジェロ『Voodoo』やロバート・グラスパー『Black Radio』以降もずっと進化を続けている。その現在進行形の一端として、三田珠理の新曲「Rainbow’s End」は記憶されるべき楽曲ではないだろうか。市川空とのコラボレーションによって生まれた本作は、予測不可能なメロディ、英語と日本語が自然に交錯する歌詞、そしてそれらを受け止めるジャジーなグルーヴが一体となり、実験性とポップ性を高い次元で両立させている。
幼少時からのクラシックの教育を背景に持ちながらも、ネオソウルやジャズを経て独自の音楽性を育んできた三田は、フランス・パリでの音楽留学を経て帰国後、オリジナル曲の制作を本格化させた。即興的に立ち上がるメロディを起点とする制作スタイルと、ルーパーやバンド編成を自在に横断する柔軟なアプローチは、その大きな特徴である。また、内面の微細な感情にフォーカスした歌詞と、日本語と英語を行き来する言語感覚も彼女の個性として際立っている。
こうした要素が結実した「Rainbow's End」では、市川空によるエレクトロニクスを交えたピアノとともに、自由度の高い旋律が空間を横断し、彼女の声が全体を統合する軸として機能している。壮大なストーリー性と実験性を内包しながらも、あくまでポップとして成立させるバランス感覚は特筆に値する。
活動開始から間もない現在、彼女の音楽はまだ完成途上にある。しかし、その未確定性こそが魅力でもあり、 「Rainbow’s End」はその可能性を力強く⽰す⼀曲となっているのだ。
RELEASE INFORMATION
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New Single『Rainbow’s End』
2026年6月3日(水)配信
Label:〈FRIENDSHIP.〉外部リンク
EVENT INFORMATION
<三田珠理 ライブ情報>
▼北海道公演
2026年7月22日(水)
at 札幌 Chameleon25 Studio▼東京公演
2026年8月11日(火)
at 渋谷 Jazz Bar 琥珀
出演:三田珠理/小橋拓弥(Gt.)/木村俊介(Ba.)/海老原颯(Dr.)▼福岡公演
2026年8月21日(金)
at 福岡 como es外部リンク
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