文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
Spotifyは、アーティストがストリーミングからどのように収益を得ているかを分析するレポート「Loud & Clear」のインド版を発表した。

2025年には、Spotifyでインド人アーティストが生み出すロイヤリティは前年比29%増加し、主要なインドの言語すべてがこの増加に貢献した。年間1,000万インドルピー以上を稼ぐアーティストの数は前年比21%増加し、5,000万インドルピー以上を稼ぐアーティストの数は2023年以降2倍になった。昨年、ファンはこれまで聴いたことのないインド人アーティストの楽曲を128億回再生し、インド人アーティストの楽曲は合計で3,350億回近くストリーミング再生された。
インドの伝説的なボリウッド映画システムが依然として主要な音楽の供給源である一方、ボリウッド映画のサウンドトラック以外でリリースされた人気のインド音楽であるI-Popは、Spotifyの2025年末インドトップ10の半分を占めた。Kushagra、Anuv Jain、Faheem Abdullah、Jasleen Royalらの楽曲が映画の人気曲と並んでチャートインし、Aditya Rikhariの楽曲「Sahiba」はSpotifyインドで11週連続1位を獲得した。
地域言語音楽も急成長を遂げており、テルグ語のロイヤリティ収入は前年比120%以上増加したほか、マラーティー語(約50%増)、ベンガル語(約40%増)、マラヤーラム語(30%以上増)なども大幅な伸びを見せた。特にハリヤーンヴィ語は2023年2月から2026年2月にかけてストリーミング再生回数が約7倍に増加し、プラットフォーム上で最も急速に成長している言語の一つとなっている。
海外市場での躍進も注目される。2025年にSpotifyでインド人アーティストが得た著作権料の40%以上がインド国外のリスナーからのものとなり、インド音楽の国際的な広がりが示された。アニルード・ラヴィチャンダーが作曲したタミル語映画『クーリー』のサウンドトラックはわずか10日間で1億回再生を突破し、ハヌマンカインドの楽曲「Big Dawgs (feat. Kalmi)」は3億6,000万回再生を記録してSpotifyのグローバルチャートで1位を獲得した。
また女性アーティストも台頭しており、2025年にはインド人女性アーティストの国内での活動が前年比27%増加、海外での活動も7%増加した。Spotifyは引き続き次世代の地域言語の才能への投資を継続し、今年はパンジャブ語とタミル語に続いてRADARをマラヤーラム語にも拡大する予定だ。
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