Eggs Pass終了で移行先を検討中のアーティストへ。BIG UP!・TuneCore Japan・LANDRへの乗り換え方法まとめ

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文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

2027年3月31日にサービス終了が発表された音楽配信代行サービスEggs Pass。移行先として代表的な3サービス、BIG UP!・TuneCore Japan・LANDRへの乗り換え方法と、移行時の注意点をまとめてご紹介します。

Eggs Passが、2027年3月31日(水)をもってサービス提供を終了すると発表した。配信中の楽曲は2026年11月9日(月)より各ストアで順次自動的に配信停止される予定で、他社サービスへの移行を検討しているアーティストも多いだろう。

本記事では、移行先として代表的な3サービス「BIG UP!」「TuneCore Japan」「LANDR」への乗り換え方法と、移行時の共通の注意点をまとめてご紹介する。

移行前に必ず確認|ISRCコードを控えておこう

他社サービスへ移行する際に最も重要なのが「ISRCコード」の確認だ。ISRCコード(International Standard Recording Code)とは、楽曲ごとに付与される国際標準の識別番号で、移行先でも同じISRCコードを使用することで、配信ストア上の再生数やプレイリスト情報を引き継げる可能性がある。

Eggs Passでは、2026年9月7日(月)12:00より「配信停止フォーム」が公開予定。移行先でISRCコードを継続使用したい場合は、配信停止前にダッシュボードからISRCコードを必ず控えておくこと。また、アーティスト名や楽曲タイトルなどのメタデータも、移行先で全く同じ内容で登録する必要があるため、合わせて記録しておくことをおすすめする。

移行先①|BIG UP!(無料プランあり・Eggs Passからの移行におすすめ)

BIG UP!は、エイベックス・エンタテインメント株式会社が運営する音楽配信代行サービス。Eggs Passからの移行先として特におすすめしたい理由は、ランニングコスト0円で利用できるフリープランが用意されている点だ。

BIG UP!フリープランでは日本国内を中心に世界184カ国以上、全41の音楽配信ストアへの配信が可能。収益還元率はストリーミングで受領額の70%、ダウンロードで受領額の83%となっている。ただし、フリープランでの配信申請は月1タイトルまでの制限があるため注意が必要だ。また「SHARE LINK!」による楽曲リンクの一括シェアや、売上データ分析ツール、YouTubeコンテンツID申請代行なども無料で利用できる。

BIG UP!への移行手順

他社で既に配信された楽曲をBIG UP!から再配信する際は、以下の点に注意が必要だ。オリジナル・リリース日を入力することで、その日付が配信ストアに反映される。またISRCコードを入力することで、配信ストア上の再生数をリンクさせることが可能になる(配信ストアごとに仕様が異なるため保証はできない)。さらに、配信ストアによってはアーティストページの集約も対応している。

詳しい移行手順はBIG UP!の他社からの移行に関するFAQページを参照してほしい。

移行先②|TuneCore Japan

TuneCore Japanは国内シェアトップを誇る音楽配信代行サービスで、累計還元額は711億円以上(2026年3月時点)。音楽配信による収益は100%アーティストに還元される点が特長だ(YouTubeコンテンツ収益化や著作権管理など一部付加サービスには手数料あり)。

TuneCore Japanへの移行手順

移行の手順は以下の通りだ。まず既存の配信リリースを配信停止する(他社での配信停止は他社のガイドラインに沿って対応する)。次に、アーティスト名や楽曲のタイトル、アルバムのタイトル、ISRC番号などのメタデータと音源ファイルを、今まで使用していたものと全く同じ内容で登録する。半角全角などの表記にも注意が必要だ。また、Apple MusicやSpotify、Amazon Music、LINE MUSICのArtist IDをアーティストプロフィールページに入力することで、アーティストページの紐づけも可能だ。

なお、配信停止されずに同じリリースが2つ重複配信状態が続くと、配信が停止されてしまう場合があるため注意が必要だ。

詳しい移行手順はTuneCore Japanの移行に関するサポートページを参照してほしい。

移行先③|LANDR

LANDRはカナダ発の音楽配信代行サービスで、世界150以上の音楽配信プラットフォームへの一括配信に対応。年会費無料でリリースごとに利用料金を支払うプランと、年会費制で収益還元率100%かつ配信し放題のプランが用意されている。楽曲配信以外にもマスタリングツールやサンプル配信、プラグイン販売なども展開しており、制作環境も含めて一括で管理したいアーティストにおすすめだ。

LANDRへの移行手順

LANDRへの移行は、他社での配信を停止した後、LANDRのダッシュボードから新たにリリースを登録する形で行う。この際、ISRCコードや楽曲メタデータを元のものと一致させることで、配信ストア上の再生数などのデータを引き継げる可能性がある。

詳しい移行手順はLANDRのサポートページを参照してほしい。

まとめ

Eggs Passからの移行を検討する際は、以下のポイントを押さえておこう。

  • 移行前にISRCコードとメタデータを必ず控える
  • 移行先での配信開始前に、Eggs Pass側の配信を停止する
  • 初期費用を抑えたい場合はBIG UP!のフリープランが特におすすめ(月1タイトルまでの申請制限あり)
  • 音楽配信の収益を100%還元してほしい場合はTuneCore JapanまたはLANDRの有料プランを検討

なお、各サービスへの移行の詳細や最新情報については、各サービスの公式サポートページを必ず確認してほしい。

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