大比良瑞希セレクト『エレキが沁みる女性シンガー』コートニー・バーネットなど | 5月連載3/3

Rensai

文: 梶野有希 

毎回セレクターがDIGった(=選んだ)楽曲をコメントと共に紹介する、毎週更新のプレイリスト連載企画。シンガーソングライター、トラックメイカーとして活躍する大比良瑞希さんがセレクトしたプレイリスト『エレキが沁みる女性シンガー』を今月3回に渡ってお届けします。

大比良瑞希が選ぶ『エレキが沁みる女性シンガー』

Need a Little Time / コートニー・バーネット

インタビュイー画像

大比良瑞希セレクトコメント:

こういう、けだるーい音楽を求めてる日ってあるよね。あくびが一番似合う音楽。何時に起きたって、ポテチ食べたって、全部私の自由。両手を広げてオールオッケーって寝転がりながら、時折昔の好きだった人の瞳を思い出して、せつなくなる…結果最高な音楽。

Pristine / Snail Mail

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大比良瑞希セレクトコメント:

ジャケ買いをそそられる、赤いジャケが印象的。ジャケの時点でもう、買い。 そういえば昔はUnionやタワレコでよくジャケ買いをして、帰ってからどんな音楽なんだろうっていう聴き方も楽しかったけど、最近しなくなっちゃってるなぁ。 とにかく、そんなジャケでハードルがあがるこの彼女も、ソフィア・コッポラの世界観というか…その瞬間には見えない青春のすれ違いが織り混ざって聴こえてきて、きゅんとなる。

Stay Down / boygenius (Julien Baker , Phoebe Bridgers , Lucy Dacus)

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大比良瑞希セレクトコメント:

私も好きなエレキ女子のシンガーソングライター、Julien Bakerを筆頭に、Phoebe BridgersLucy Dacusという女子3人が集結したプロジェクト、boygeniusのEPから。Black Boboiもそうだけど、女子3人が集まって何かやるって、夢があるよね。私もいつかやりたいな…。

毎週更新!大比良瑞希選曲プレイリスト

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大比良瑞希 Profile

東京出身のシンガーソングライター、トラックメイカー 。
作曲家/チェリストの伊藤修平をプロデュースに迎え、2015年ミニアルバム「LIP NOISE」のリリースでソロ活動をスタート。
2016年アルバム「TRUE ROMANCE」をリリース。2017年8月より3ヶ月連続シングルのデジタルリリースを発表。
スモーキーな歌声と、エレキギターを爪引きながら歌うスタイルは、明るくも物憂げな唯一無二の世界観を包み込み、ソウルフルかつオルタナロックに、新時代の歌謡曲を紡ぐ。
FUJI ROCK FESTIVALのほか、SOMMERSONIC、りんご音楽祭、音泉温楽などフェスへの出演も多数。
歌とギターのほか、企業CMへの楽曲提供や様々なアーティストのサポートワークでも注目を
集めている。コーラスワークでは過去にtofubeatsやLucky Tapes、Alfred BeachSandal×STUTS、Awesome City Clubなど多数の作品に参加。


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