ローランド「TR-808」、ヤマハ「DX7」などが「未来技術遺産」に登録

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文: DIGLE編集部 

ローランドのリズムマシン「TR-808」が、国立科学博物館による2019年度「重要科学技術史資料」に登録された。

ローランドのリズムマシン「TR-808」が、国立科学博物館による2019年度「重要科学技術史資料」に登録された。

1980年に発売されたTR-808は、リズムパターンを使用者自らプログラミングできる画期的な機能を持ったリズムマシン。ミュージシャンやプロデューサーらに愛用され、ハウスミュージックやヒップホップ、テクノを中心とする音楽制作の現場で大きな支持を得てきた。

重要科学技術史資料は「未来技術遺産」が愛称。国立科学博物館の産業技術史資料情報センターが、日本国内の科学技術史において「科学技術の発達上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つもの」や「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えたもの」に該当する資料を選定し、重要科学技術史資料登録台帳に登録している。

なおヤマハの電子オルガン「D-1」およびデジタルシンセサイザー「DX7」、FM音源チップ「YM3526」「YMU757」、ソニーによる世界初のコンパクトディスクプレーヤー「CDP-101」、世界初のポータブルCDプレーヤー「D-50」なども2019年度の未来技術遺産に登録されている。

重要科学技術史資料の登録証・記念楯授与式は、9月10日に東京・国立科学博物館・日本館で開催される。

重要科学技術史資料 :: 産業技術史資料情報センター
Roland – JP

提供:音楽ニュース:CINRA.NET

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