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文: Furui Riho 編:riko ito
アーティストの方にテーマに沿った楽曲を紹介してもらうプレイリスト企画。今回は、北海道出身のシンガーソングライター・Furui Rihoが登場。年末特別企画のテーマ“Best of 2024”のもと、2024年はどんな年だったのかということを振り返ってもらい、今年特に影響を受けた楽曲を集めた全10曲のプレイリストを作ってもらいました。
今回、Furui Rihoが制作したプレイリストのタイトルは『NEW VISION』。今年は大切なものにたくさん気付いたという彼女に、“新たな視点”を与えてくれた曲たちを集めています。その中から、Jung Kook, Justin Timberlake(ジョングク, ジャスティン・ティンバーレイク)、Walk off the Earth(ウォーク・オフ・ジ・アース)、Charlie Puth(チャーリー・プース)の楽曲をピックアップし、コメント付きで紹介しています。幼少期から続けたゴスペルクワイアでの活動をルーツとするFurui Rihoの音楽性とも共振するプレイリストを、ぜひお楽しみください。(編集部)
PROFILE
Furui Riho(フルイ リホ)
幼少期から続けたゴスペルクワイアでの活動をルーツに、作詞・作曲のみならず、時には編曲にも携わる北海道出身のシンガーソングライター。2019年に初の配信シングル「Rebirth」をリリースし、2022年には1stアルバム『Green Light』が第15回CDショップ大賞2023 北海道ブロック賞を受賞した。2023年Spotify『RADAR: Early Noise 2023』にも選出されるなど、着実に活躍の幅を広げている。
2024年4月には「Super Star」「ピンクの髪」「LOA」など、飛躍のきっかけとなった楽曲が収録された2ndアルバム『Love One Another』を発表。アルバムを引っ提げた全国5都市ツアーを経て、10月には初のビルボードライブ・ツアーを実施した。12月18日にニューシングル「Tomorrow」をリリースし、2025年は初のZeppツアーの開催を控える。
2024年は大切なものに沢山気づかされた一年でした。幸運なことにアルバムをリリースしたり、ライブツアーも行い、少しずつ前に進んで来た手応えも感じていますが、その分積み重ねてきた余計な自信や傲慢さに気づいた年でもありました。自分自身恥ずかしくも、失敗しないと気づけないことも沢山ある中で、周りの人への感謝や、自分の音楽との向き合い方を学び直すことが出来た、とても意味深い一年でした。その思いを糧に今年最後の新曲として12月18日に冬にぴったりな「Tomorrow」をリリースしました。そして2025年には人生初めてのZeppツアー(横浜/札幌)も開催する予定です。今回はそんな体験に基づいて“新たな視点”を与えてくれた曲たちをプレイリスト『NEW VISION』にまとめてみました。
誰かの楽曲をリファレンスにして曲を作ることはよくあるのですが、Justin Timberlakeの楽曲をリファレンスにしながら、その張本人とフィーチャリングするという驚きに溢れた曲でした。2023年の終わりにリリースされた楽曲ですが、この年Jung Kookがリリースした楽曲はどれも聞き惚れるほどの完成度でした。彼は間違いなく、2023年に世界に大きな影響を与えたアーティストの一人だと思います。
優しいウクレレのサウンドから始まり、でもどこか説得力があるこの楽曲は、人生に疲れてしまった時に心に沁みる曲です。毎日忙しない中で「幸せが欲しい」そう叫べる勇気が時には必要に感じます。時には逃げることも大切だと教えてくれるような一曲です。
リリースは二年前ですが、今年TikTokで再び注目された楽曲です。洋楽でありながら日本人にも親和性の高い楽曲性が魅力です。自分自身のルーツがゴスペルにあり、たくさん聞いてきた洋楽とJ-POPをうまく調和させる曲作りを目指してきた中で、Charlie Puthが作り出す美しいメロディには国や文化を超えて人々を魅了するパワーがあり、クリエイターとして憧れる存在です。
INFORMATION
New Single「Tomorrow」
2024年12月18日(水)リリース
〈ポニーキャニオン〉<Furui Riho Zepp Tour 2025 “Vloooooom”>
2025年3月14日(金)at 神奈川・KT Zepp Yokohama
OPEN 18:00 / START 19:002025年3月29日(土)北海道・Zepp Sapporo
OPEN 17:00 / START 18:00
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