山﨑彩音選曲プレイリスト『センチメンタルフスキーin Tokyo』トーキング・ヘッズ、ベックなど|11月連載1/4

Rensai

文: 星原喜一郎 

毎週更新のプレイリスト連載企画。11月はフリーテーマ。山﨑彩音さんが作成したプレイリストタイトルは『センチメンタルフスキーin Tokyo』。今月4週に渡ってお届けしていきます。

山﨑彩音セレクト『センチメンタルフスキーin Tokyo』

タイム・カプセル / 松本伊代

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山﨑彩音のセレクトポイント:

アルバム『センチメンタルI・Y・O』はとにかく元気が出る一枚。しんどくなると再生して笑っている。1曲目の「ワンダフル・ハート」はTHE80年代!って感じが素晴らしいんだけれど、この「タイム・カプセル」の、シンセ&途中に入るコーラスや女の子の不思議な声がソフトロックだったり、渋谷系を感じさせてくるのがとにかく面白くて好き。伊代ちゃんの鼻にかかった声と、天然な雰囲気が本当に最高!

Don’t Worry About the Government / トーキング・ヘッズ

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山﨑彩音のセレクトポイント:

かわいいイントロが好き!独特なリズムなんだけれど、不思議とノれてしまう。脳内にこびりつく。曲の構成もよく掴めないまま、お構いなしに進んでいく感じがまたいい。都市のセンチメンタルに、ジャンルなんて関係ない!

Femme Fatale / The Velvet Underground, Nico

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山﨑彩音のセレクトポイント:

スモーキーな録音がレコードで聴くとさらにステキで、よくパスタを茹でながら部屋でかけている。このバナナのジャケットがもしリンゴだったら、色んなことの未来は違かったのかな?とか、途方の暮れるようなことを考えたりする日もたまにある。ずっと思想を揺さぶってくれる存在。

The Golden Age / ベック

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山﨑彩音のセレクトポイント:

最近サポートをしてくれているギターのhotspringの狩野省吾さんが、『キキ』のバンド・ヴァージョンをこういう風に弾こうと思ってると言ってくれてから、たくさん聴いてる一曲。イントロの鉄琴とスライドギターの絡みがたまらない。アンビエント感覚のあるスペイシーなサウンドに、どこかセンチメンタルになる。時間や日付や、そういう日常的なものの概念外にある音楽。

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山﨑彩音 Profile

15才から東京、神奈川の有名ライブハウスで活動。16才の時にファーストEP『Yer』をライブ会場と通信販売のみで発表。声と言葉。全曲詩先による作風。
2016年、FUJI ROCK FESTIVAL 2016 にシンガーソングライター史上最年少で出演を果たし、2017年にはファーストミニアルバム 『キキ』 を発売。
FM横浜『KANAGAWA MUSIC LAND』 レギュラー・パーソナリティーを担当するなど多方面での活躍をみせる。2018年7月、フォーライフミュージックエンタテイメントよりファーストアルバム『METROPOLIS』でメジャー・デビュー。

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