ザ・おめでたズが選ぶ『アダルト』Kenny G、吉田美奈子、東京スカパラダイスオーケストラなど | 1月連載3/3

Rensai

文: 斎藤加織 

毎回セレクターがDIGった(=選んだ)楽曲をコメントと共に紹介する、プレイリスト連載企画。1月のテーマはアダルト。ザ・おめでたズのメンバーが作成したプレイリストを全3回に渡ってお届けしていきます。

ザ・おめでたズセレクト『アダルト』

Here We Are / Kenny G


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セキセレクトコメント:

アダルトな雰囲気を醸し出すのにサックスの音色は欠かせない気がします。ということで、Kenny Gのデビューアルバムから1曲。時代を思わせるジャケットの写真館的な雰囲気も気に入ってるポイントです。

ラムはお好き? / 吉田美奈子


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TOMOROセレクトコメント:

ラグジュアリー。船のパーティーで素敵な男女の駆け引き。映画のワンシーンを観ているみたいに映像が広がる。大人なパーティーを覗いている気分になります。ワンモアコカコーラ?としつこいボーイ役はなんとあの人らしい…!

美しく燃える森 / 東京スカパラダイスオーケストラ


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シタバセレクトコメント:

肩の力が抜けた余裕ある立ち居振る舞い。溢れ出る色気。大人の男。アダルトとはまさにこういうことなんでしょう。飲み屋で「僕色気欲しいんですよね〜」って言ったら隣で飲んでた人に「欲しがってる時点でダメだよね」って言われました。ぐう。ダンディでお茶目なおじさまになりたいです。

Not All the Way / Kyle Dion


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シタバセレクトコメント:

出だしのベースの色気がすごすぎて初めて聴いたときサビまでずっと「エッロ!!なにこれ!引き算の妙!!エッロッ!!」と悶え続けました。からの突き抜けた高音のサビで完全にもってかれましたね。昇天です。気付いたら裸でした。寒い。

さくらんぼの実る頃 (フランス語ヴァージョン) / 加藤登紀子


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TOMOROセレクトコメント:

紅の豚を始めて観たとき、カッコいい大人(豚)ってこういうことなんだなあ、と思った記憶があります。酒場でマダムジーナが歌うこの曲が、「大人」のイメージにぴったり。「マルコ、今にローストポークになっちゃうから。わたしいやよ、そんなお葬式。」


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ザ・おめでたズ Profile

TOMORO / セキハラグチ / やじまたくま / シタバ / 太郎 / ヒヒ

ザ・おめでたズは「日本を祝うラップバンド」として、グラフィックデザイナーやイラストレーター、トラックメイカー、アパレルデザイナー、映像作家などから成る6人組のクリエイター集団。

2014年11月メンバー全員が大学に在学中、大学の同級生であるヒヒ、やじまたくま、太郎、セキハラグチの4人が友達の誕生日をラップで祝うために結成。その後、TOMOROとシタバが加わる。富山県を拠点として活動中だが、シタバ、ヒヒ以外は、それぞれ長野、岐阜、兵庫、福島と県外出身。

これまで「山の日」「カレーの日」「国際観光デー」「いい風呂の日」など、日本の記念日を祝う楽曲を制作してきた。2016年には、イオンTOPVALUの肌着「PEACE FIT」のプロモーション動画に楽曲を提供。2017年には、メンバーの大学があった富山県高岡市に楽曲を提供。
2018年8月2日に配信された”お盆のサントラ第一弾”=「三途のリバーサイド」は、Spotifyの『バイラルトップ50(日本)』で4日連続1位を記録。動画メディア“lute”の1周年を祝う楽曲も同月発表。10月1日で開校120周年となる富山県高岡市の高岡高校とは、在学中の学生とのコラボによる楽曲制作も行った。

楽しくゆるやかに制作中。

ウェブサイトInstagramTwitter

Information

1月1日配信シングル「元旦インダハウス」リリース

今年1月に北陸地方で活動するインディーレーベルTOKEI RECORDSが設立5周年を記念して、全22組を集め収録した2枚組コンピレーションアルバム「Looks」に収録されていた「元旦インダハウス」が、2019年1月1日に満を持してリリース。

「Apple Music」「Spotify」などの音楽配信サービスにて配信。

Spotifyへのリンクはこちら

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