文: Kou Ishimaru
山﨑彩音のセレクトポイント:
この曲の邦題は「悲しみにさようなら」。数年前にMadeleine Peyrouxに出会ったとき、ちょうど自分が変わろうとしていたときでした。そんな時期にこの曲が入ったアルバムを聴いて、新しい価値観を自分の中で見出しました。今でも、影響下にあると実感します。この曲のMVにもすごくインスピレーションを受けました。モノクロで少し不気味な世界観なんだけど、不思議と心が溶ける。大丈夫と言い聞かせながら、悲しみと別れる。素敵なやり方だと思った。山﨑彩音のセレクトポイント:
春がくる少し前、ちょうど今の時期に聴きたくなる曲。小沢健二さんの楽曲は、歌詞で情景がきちんと浮かぶところが本当にすごいと思っていつも聴いています。東京という街を、ささやかな人のぬくもりや、少し的を絞った景色とで表現する。そうやって作られたものって、逆にすごいリアリティを感じる。時代が変わっても埋もれない。野宮真貴さんが歌うと、パリのような東京に。山﨑彩音のセレクトポイント:
最近聴いて一番惚れ込んだ曲。アンビエント感がたまりません。歌の説得力というか、声の神秘的なムードが一発で伝わってくるから、自然と聴く側が注意深く耳をすまして、曲の世界に入っていける。
山﨑彩音 Profile
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