東京のアートコレクティブ「dosing」からElena Midori選曲『what is phonk?』Yung Gravy、Soudiereなど|12月連載2/4

Rensai

文: Asahi 

東京で注目を集めるパーティとのコラボ・プレイリスト連載企画。東京のアートコレクティブ(=集った人間が芸術表現を行っていく場所)『dosing』のメンバーが毎週セレクトした楽曲を紹介します。今月はElena Midoriが担当。

東京のアートコレクティブ「dosing」メンバー・Elena Midoriセレクト

Mr.Clean / Yung Gravy


インタビュイー画像

Elena Midoriコメント:

Yung Gravyの愉快なリリックとビートは80年代の家庭向けコマーシャルの世界観を想起させるよね。印象的なサンプルと現代的な808の打ち込みがPhonkらしさを一層引き出しているんだ。

Rotisserie / Yung Gravy, bbno$


インタビュイー画像

Elena Midoriコメント:

キャッチーなフルートのサンプルと、活気溢れるドラム、ビートの組み合わせがエネルギーにあふれているよね。bbno$のフューチャリングもスパイスを加味してるね。

Highed Up / Soudiere, Kloudbug


インタビュイー画像

Elena Midoriコメント:

美しいジャズサックスのサンプルが中心になっているね。そこに90年代の映画『JUICE』からのチョップサンプルが入って、ラップも含めて絶妙に調和しているのが心地いいよ。

In My Trap House / DJ Smokey


インタビュイー画像

Elena Midoriコメント:

DJ Smokeyは最も有名なPhonkのプロデューサーの一人だよ。彼の曲はほんとにユーモアに溢れているよね。実のところその歌詞が何を意味しているかは、彼以外誰も理解できないと思う。

Double My Cup / DJ Smokey


インタビュイー画像

Elena Midoriコメント:

同じくDJ Smokeyの一曲。ネームタグが印象的だよね!”about drinking Lean out of the stereotypical styrophoam Double cup.”って感じで完全なサグソングだよね。


毎週月曜日更新!東京のアートコレクティブ「dosing」プレイリスト





dosing

ドリーミングオブスリーピング Dosing(Dreaming of sleepingの略称)は東京を拠点にした日夜不眠症に悩まされているアーティスト、ミュージシャンのコレクティブである。
睡眠不足で創造性を養い、東京のライフシーンに一石を投じるクリエイター達の集団であると同時に、世界各地の最先端カルチャーを東京のライフシーンに届ける発信者。また、パーティやイベントという形態を介して新しい形のコミュニティスペースも創造している。

InstagramTwitterFacebookSoundCloudSpotify

Elena Midori Profile

Elena Midoriは日本とドイツのハーフDJ。ヨーロッパのテクノ・ハウスシーン、そしてHip Hop/Trap/RnBの流れを融合させたスタイルでのプレイを特徴とする。東京のアーティストコレクティブ「dosing」のメンバーであり、2016年よりDJとしてのキャリアをスタート。
Circus TokyoやSound Museum Visionなど東京ナイトシーンの中心でのプレイはもちろん、1OAK Tokyoではレギュラー出演も果たす。2018年にはRedBullMusicFestival「PLUG24」にもdosingのメンバーとして出演し、Block fmやWREPといったラジオプログラムでのプレイなど活動の幅を広げている。

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる