DIGLE MAGAZINE
文： Kou Ishimaru 編：Kou Ishimaru
2023年より活動開始し、スモーキーでジャジーなサウンドや、HIPHOP心のあるソングライティングを特色とする新鋭シンガー・日和陽が、3rdシングル「無地T」をリリース。自分にとって気持ちの良いリズムで歌ったという同曲は、“無地T”を着こなそうとも馴染めない”僕”の葛藤を綴ったHIPHOPフィールなナンバー。日常の風景を描いた温かみのあるリリックに滲み出る人間性が魅力的な一曲です。
R&BシンガーFLEURが、キャリア初となるフルアルバム『FOREVER FOREVER』をリリース。 本作は、喜劇をテーマに制作され、時計回りをイメージした流れるような楽曲構成、感情の起伏や言葉の矛盾といったような脆くも美しい人間らしさにフォーカスを当て綴った歌詞が印象的な1枚に仕上がっています。そのアルバムの収録曲より、A.G.Oをプロデューサーに迎えたアルバム表題曲をセレクト。緩やかな疾走感と、徐々に感情が溢れていくような歌声が、勇気を与えてくれます。
コンスタントにリリースを続けるHannah Warmが新曲「Time To Go」をリリース。本作はディスコやファンクを取り入れたビートに、浮遊感漂うシンセ・ギターが合わさった、ドリーミーでダンサブルなポップチューン。キャッチーなボーカルとハーモニーに乗せて、背中を押してくれるようなポジティブなメッセージを英語詞で届けています。チルタイムにぴったりのベッドルームポップは、心地良い季節にぴったりです。
UKのシンガー/ラッパーPhoenix Troyと日本のビートメイカーggoyleによるユニットLHRHNDが、maco maretsを迎えた新曲「fly bys」をリリース。 2度目のコラボとなる本作は、空から見下ろすような視点で自らを客観視しつつも自由に歩みを進めていく、そんな聴く人を静かに鼓舞するリリックを、Phoenix Troyとmaco maretsがggoyleによるトラックの上で表現。甘美なウィスパーヴォイスとメロウなサウンドが融合した、揺らめくグルーブが心地よい一曲です。
その他、注目のリリースにはRAq、Kohei Okutani、Featherなどがラインナップされています。
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