生活にフィットするAJI-Y & tinjaoの音

Review | 2023.07.31 2023.07.26

文： DIGLE編集部　

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ！今回はAJI-Y & tinjaoをご紹介します。

アルバムへ保存

Spotifyで開く

等身大の手触りで

岐阜を拠点にするビートメーカー・tinjaoと、ラッパー・AJI-Y。同じ拠点で名前は知っていた同士だという2人によるジョイント作品、『アトリエでdraw / FLAG』がリリースされた。

tinjaoによるビートをAJI-Yが異なるパターンで乗りこなし、2曲入りの作品となった『アトリエでdraw / FLAG』。『アトリエでdraw』は、岐阜を拠点にオンラインで珈琲と絵のお店・GROOVE GOOD COFFEEを営んでいるというAJI-Yの暮らしがありのままに、丁寧にリリックに切り取られており、そこには等身大のぬくもりが浮かび上がる。対して『FLAG』では、リラックスしたラップの中に仲間への熱い想いを灯したメッセージが込められている。
2曲に共通するtinjaoのビートはローファイかつなめらかで心地よく、この暑い夏にもよくフィットする仕上がりだ。

同郷であるふたりがタッグを組んだからこその、生活に寄り添ったビートとリリックが身に染みる2曲。アイスコーヒーを片手に、馴染みあるいつもの街を歩きながら聞きたくなる作品だ。

AJI-Y & tinjao

アーティストページ

SNSで記事をシェア

TAG；

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット！

Intragram

Instagram

POPULAR

人気記事

ランキング画像

PR

BIG UP! Stars

新しいレコード会社の形。BIG UP!が考えるアーティストサポートとは

ランキング画像

Column

アーティスト視点で語る、サブスクがDLより嬉しい理由

ランキング画像

PR

Interview

ermhoiがKenya Graceの魅力を解説｜意思を持って自力で音楽を作るアーティストのアイコンになる

ランキング画像

Column

羊文学の虜になる理由ーー3つの魅力からそのワケを紐解く

ランキング画像

Special

ジャズと人生を交差させ、「生きる意味」を問うー映画『ソウルフル・ワールド』が示す哲学的メッセージとは

Previous post in category