ポップセンスが散りばめられた、水泳のクリエイティブ

Review
BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回は水泳をご紹介します。

耳のなかで弾む音と言葉

かつて横沢俊一郎バンドの同僚だったことをきっかけに結成された4人組バンド、水泳。2023年4月にデビューした彼らは、それぞれの魅力を掛け合わせてエバーグリーンなポップスやロックを奏でている。

先日配信が開始された『無視できないEP』は、彼らにとって1st EPとなる作品。全曲の作詞作曲をメインボーカルを務める白石悠が手掛けた瑞々しい1枚になっている。

同じ空気感を放ちながらも、角度の違うアプローチで楽しませてくれる全4曲。白石は「バンドを組んだことで雑に終わらずに最後まで丁寧に作ることができた」という旨を語っていたが、こだわり抜かれたサウンドや抜群のグルーヴには、その痕跡を感じられるように思う。あっさりしているわけでなければ、くどくもない心地よいポップソングの連続で、気づいたときにはあっという間に1周が聴き終わっていることだろう。白石がXに掲載していた制作裏話と併せて楽しんで欲しい。

水泳

SNSで記事をシェア

SNSフォローで
最新カルチャー情報をゲット!

閉じる