文: BIG UP!
テクニックがあるに越したことはないし、後世に残るような名曲を生み出すことも素晴らしい。しかし、アーティストの良さというものは、それだけで語れないのも、また事実。柏市発のTHE SQUID OLDMENは、兎にも角にも熱量が魅力的なバンドなのだ。
彼らの音楽には、突拍子もないアレンジや前衛的なサウンドは存在しない。王道のど真ん中を全力疾走で駆け抜ける、日本語オルタナティブロックである。感情を吐き出し、熱を放ち続け、今ある全てを刻んでいくのだ。
その真っ直ぐな佇まいに、オーディエンスは「なんかいい」と心動かされ、気づいたときには虜へなっていく。今ある生命力を、余すことなく輝かせるバンドこそ、THE SQUID OLDMENなのだ。
先日配信が開始された「Good A Life」は、普遍的な毎日を焦燥感と共に受け止めた1曲。エモーショナルなギターソロとゆったりした曲調がクセになるナンバーだ。
THE SQUID OLDMEN
提供:BIG UP!zine
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