文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
ーあなたは、どんなプレイリストを作る?
アーティストやキュレーターの方にテーマを決めていただき、それに合わせた楽曲を紹介していただくプレイリスト連載。隔週で4回に渡り、プレイリストの楽曲を更新していきます。
今回の連載では、早稲田大学公認の学生音楽レーベルサークル、WasedaMusic Recoordsの各メンバーが今聴いている楽曲を紹介します。
イニシャル→A.H.のおすすめ曲:
この音楽を聞けば体にみなぎる何かを感じるはずです!この音楽の爽快なテンポと滲み出す焦燥感で、どうしようもなく走り出したくなっちゃいます!イニシャル→M.H.のおすすめ曲:
1950年に発売された美空ひばりの「東京キッド」を大胆にサンプリングした楽曲です。美空ひばりさんの当時13歳とは思えない大人びた歌声と、現代のヒップホップが絶妙にマッチしており、「粋な東京」がお洒落に心地よく表現されています!イニシャル→Y.K.のおすすめ曲:
ジャジーなネオソウルから始まり、スカ/レゲエ調のブリッジからインディーロックような抜け感のあるサビ、後半のラップ風のブレイクまで、ジャンルを横断するサウンドが、ゆるいボーカルの下で移り変わっていく、多文化が交わる街ロンドンを象徴するような一曲。リアルで生活感がありながら詩的な趣もある歌詞も最高で、18歳が書いたとは思えない大名曲です。イニシャル→A.O.のおすすめ曲:
ジャズを中心にヒップホップやエレクトロニカを自在に横断するKenichiro Nishiharaの新作アルバムから。鍵盤を中心としたジャジーなフレーズが心地よいです。イニシャル→Mのおすすめ曲:
奇才vegynが主催するレーベル〈PLZ Make It Ruins〉発、ブルックリンのプロデューサー・OTTOのデビューアルバムから。端的に言えば、「奇妙な曲」です。牧歌的なギターサウンドとビンテージのドラムマシンが、90年代のダウンテンポやIDMのようなノスタルジックなサウンドを織り成しているところに、ピッチシフトした無感情なボーカルが、感傷に浸ろうとする僕を違和感で小突いてくる。間違いなく愉快犯。ちょっとイジワルで露悪的なサウンドが想起させるノスタルジーは、お母さんに内緒にしていた後ろめたい思い出かもしれない。それも含めてなんだか愛らしい1曲です。イニシャル→J.T.のおすすめ曲:
サウス・イースト・ロンドンで育ち、ウガンダにルーツを持つMysieが、今年5月に発表したEPの表題曲。愛そのものや別離の悲哀を赤裸々に募った歌詞は、様々なグルーヴや感情を積極的に取り込みながら広がっていく豊かなボーカルワークとマッチし、生で繊細な感情の空間の旅にリスナーを連れて行く。インディー・ソウルが下地にあるサウンドながら、レゲトンのリズムを取り入れるなどその試みも面白く、彼女のセンスが雰囲気よくブレンドされた一曲。イニシャル→M.H.のおすすめ曲:
アーティストでアニメーターのJack StauberがJack Stauber's Micropopという名義で出している曲です。小さい作品がコンセプトなだけあって1分以内でサクッと聴けます!不気味さと可愛さがクセになるので是非〜!TAG;
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