文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
ーあなたは、どんなプレイリストを作る?
アーティストやキュレーターの方にテーマを決めていただき、それに合わせた楽曲を紹介していただくプレイリスト連載。隔週で4回に渡り、プレイリストの楽曲を更新していきます。
今回の連載では、早稲田大学公認の学生音楽レーベルサークル、WasedaMusic Recoordsの各メンバーが今聴いている楽曲を紹介します。
イニシャル→A.S.のおすすめ曲:
先日のワセレコ主催イベント<束ねて>に出演した内村イタルが所属するバンド、ゆうらん船。彼らが今年の5月に発表したアルバム『MY REVOLUTION』からの一曲です。心地よいドラムとピアノをヴォーカルの儚くも美しい掠れたような声が包み込んでいきます。日々の喧騒を一瞬忘れさせてくれるこの曲は、いつも私を救ってくれる大切な一曲です。イニシャル→I.K.のおすすめ曲:
UK出身、若干19歳のSSWが近年のシティポップやディスコ・リバイバルをたっぷり呑み込んで吐き出した傑作デビューアルバム。元ネタのスムースな雰囲気がベッドルームで溶け出して、不健康なサイケポップとして表出してくる捻くれた感性がイカしてます。10月に日本来るよ!イニシャル→O.J.のおすすめ曲:
1月に出たFKA twigsのアルバムやMura Masaの新アルバムへの参加などでさらに注目を浴びる、UKのエクスペリメンタル・ポップ・アーティスト、Shygirlが、2020年に発表したEP内のヒット曲。重低音がズシズシでダークな雰囲気のトラックと、トラックの音の一部のような声のマッチが好きでハマってずっと聞いています!新しいアルバムが最も楽しみなアーティストの一人です!イニシャル→K.T.のおすすめ曲:
教室で、オフィス街のカフェで、暗くどよめく地下で、普遍的に鳴っている大きな話から漏れる、私の詩情。私の歌であって、あなたの歌ではない歌。「手招きされてもまなざしをくれたって行かないです。私には私にしかわからないことがあるんです」。イニシャル→R.K.のおすすめ曲:
Arthur Russellが所属していたThe Necessariesからのナンバー。NYの大物エンジニアで、salsoulなどにも関わったBob Blankが手掛けるこのコンピレーションは、ディスコだけでなくガラージ・クラシックなどを彼の感性でチョイス。Arthur Russellが後にディスコへ傾倒するのも頷けるような絶妙なグルーヴ感です、フロアでかけたい。イニシャル→K.S.のおすすめ曲:
イギリスのソプラノ歌手のSarah Brightmanと、イタリアのテノール歌手のAndrea Bocelliが歌うこの曲は、美しい歌声はもちろん、ストリングスの重なり方などオーケストラがとても素晴らしいです。母がサラさんのファンということもあり、小さな頃から聴いていますが、この壮大な世界観は何度聞いても心に染みます!イニシャル→A.H.のおすすめ曲:
日本のヒップホップを語る上で絶対に外せない2人のビートメーカーが、2018年に発表したアルバム『Twice as nice』より選曲。サンプリングの妙技が遺憾無く発揮されており、上ネタとドラムパターンの絶妙なバランスは「これぞBoomBap」と本場も唸らせる。このビートに乗せる2人のラップも圧巻で、ISSUGIの濃密な押韻とその安定感は他の追随を許さず、JJJの卓越したワードチョイスとフックのリズムキープには、思わず声が漏れます。日本のBoomBapの完成形の1つと言っても過言ではない作品です。イニシャル→Y.K.のおすすめ曲:
トロントを拠点に活動する、カナダと日本ミックスのアーティスト・Saya Grayのデビューアルバムからの一曲。フォーキーでドリーミーなサウンドながら、聴いているとハッとするような複雑な構成と多彩なボーカルワークがクセになります。TAG;
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