＜東京レインボープライド＞2日間で約24万人動員、パレードには約1万人参加。「変わるまで、続ける」をテーマに渋谷を大行進

News | 2023.04.24 2023.04.24

文： vcr　

4月22日(土)～4月23日(日)の2日間、代々木公園にて「“性”と“生”の多様性」を祝福する祭典＜東京レインボープライド2023＞が開催された。アジア最大級のLGBTQ関連イベントである同イベントは、プライドフェスティバルとプライドパレードを開催し、動員数は約240,000人、プライドパレードでは約10,000人が参加。

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今回で開催12年目となった＜東京レインボープライド＞は、LGBTQをはじめとするセクシュアル・マイノリティ(性的少数者)が、差別や偏見にさらされることなく、より自分らしく、前向きに生きていくことができるできる社会の実現を目指し、イベントを通してLGBTQ当事者並びにその支援者(Ally)と共に、「“性”と“生”の多様性」を祝福し、つながる「場」を提供している。

当日、イベント広場内には昨年の116から大幅に規模を拡大した220以上ものブースが出展し、主催ブースからは、TRPが月1回のペースで開催している交流の場「TRPスクール」と10代・20代のボランティアメンバーで構成された「YOUTH PRIDE JAPAN」のブースが初登場。さらに、今年は一般公募の映像作品の上映し、2日間に渡って4本の作品が上映されている。

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東京レインボープライドのメインともいえるプライドパレードでは、今年の＜東京レインボープライド＞のテーマ曲はリナ・サワヤマの「This Hell」に合わせ、司会のブルボンヌとベビーヴァギー、小原ブラス、タレントのryuchellが第1フロートに乗り、渋谷・原宿の街を行進。新型コロナウイルスによる規制緩和を受けて、4年ぶりに声出しを解禁された本年は、参加者それぞれが「変わるまで、続ける」というテーマを胸に渋谷・原宿の街を闊歩し、さらなる一体感が生まれたプライドパレードとなった。今回、リナ・サワヤマはスケジュールが合わず参加できなかったが、レインボープライドにコメントを寄せている。