台湾インディ音楽のアワード<金音創作賞 GIMA 2025>が11月に開催。日本から参加可能な賞のエントリーも受付中

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文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

今年で開催16年目を迎えるインディー音楽アワード<金音創作賞>が、本年の授賞式を2025年11月1日(土)に台北流行音樂センターで開催することを発表した。2025年のテーマは「Brave(勇気)」。“クリエイターがいかにして恐怖と共存し、創作を恐怖と闘う行動へと転換していくか”に焦点を当てた年になるという。

台湾文化部映画・テレビ・流行音楽産業局が主催し、開催16年目を迎えるインディー音楽アワード<金音創作賞>が、本年の授賞式を2025年11月1日(土)に台北流行音樂センターで開催することを発表した。今年のテーマは「Brave(勇気)」。“クリエイターがいかにして恐怖と共存し、創作を恐怖と闘う行動へと転換していくか”に焦点を当てた年になるという。

<金音創作賞>は、長年にわたり台湾の多様で活気あるインディーズ音楽シーンの育成に重要な役割を果たしてきた。そしてその中でも特に重要である、ベストアジアンクリエイティブアーティスト賞」は、アジア諸国のアーティストやバンドに交流の場を提供し、国際舞台における台湾のポピュラー音楽のつながりと融合を促進している。

そんな「ベストアジアンクリエイティブアーティスト賞」は、音楽スタイルや言語を問わず、海外からのエントリーも開放。これまでに、韓国の象徴的なバンドSilica Gel、インドネシアのヒップホップの先駆者Rich Brian、伝統とストリートスタイルを融合させたライブの魅力で世界を席巻している新しい学校のリーダーズ、韓国系アメリカ人のヒップホップ歌手AUDREY NUNA、独特のイメージで欧米の音楽界に進出したRina Sawayama、そして独自の魅力を放つガールズグループCHAIが表彰されてきた。

Silica Gel

また、授賞式では、賞のほかにも、日本の新世代ソングライター・キタニタツヤ、韓国のフォークソングライターイ・ラン(Lang Lee)、人気ヒップホップ番組『SHOW ME THE MONEY』で準優勝したパワフルな女性ラッパーSINCEらがステージに出演。日本のロックバンドKing GnuALIがプレゼンターを務めるなど、アジア諸国はもちろん、日本国内のアーティストにとっても活躍の場となっている。

キタニタツヤ
イ・ラン(Lang Lee)

なお、今年度の「ベストアジアンクリエイティブアーティスト賞」の応募受付は、2025年5月29日(木)から7月1日(火)まで受付中。 台湾国籍以外のアジア系音楽クリエイターやグループであれば、言語やジャンルに制限なく応募できるとのことだ。以下の公式エントリーシステムのウェブサイトには日本語版のPDF(16屆懶人包日文版)もアップロードされているので、是非そちらをチェックしてほしい。

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