橋本薫(Helsinki Lambda Club)、心の風景を音に綴った初のソロEP『日記』を9/24にリリース

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文: DIGLE編集部  編:Kou Ishimaru 

Helsinki Lambda Clubの橋本薫が、2025年9月24日(水)にEP『日記』をリリースすることを発表。橋本自身、趣味や内面が思っていた以上に多層的であることに気づき、自分という存在を整理し、それぞれの側面に合ったアウトプットで個性をより引き出したいという思いから、ソロ作品に挑戦することになったという。

国内外を問わず精力的に活動を続けるニューオルタナティブロックバンドHelsinki Lambda Clubのフロントマン・橋本薫が、2025年9月24日(水)にEP『日記』をリリースすることを発表した。橋本自身、趣味や内面が思っていた以上に多層的であることに気づき、自分という存在を整理し、それぞれの側面に合ったアウトプットで個性をより引き出したいという思いから、ソロ作品に挑戦することとなったという。

橋本薫

本作のプロデューサーには、never young beach巽啓伍を迎え、5曲それぞれに異なる表情が息づく構成に。ソロ作を作ろうと思ったきっかけの一つであるYouth Lagoonのアルバム『Heaven is a Junkyard』からインスパイアされて作り始め、自分自身の抱えてきた生きづらさを紐解き、癒やすきっかけにもなったという、橋本にとって大切な一曲であるM1「生活の報告」。4年以上前に原曲を制作し、Mac DemarcoMichael Seyerのようなチルでローファイな雰囲気も取り入れつつ、重なり合うシンセのフレーズで90年代的な懐かしさも演出したM2「君を待つ」。一人の時もあれば友達といる日もあるというような日常の一ページを切り取ったM3「フルーツ食べたい」。東京・世田谷という土地から着想を得て、Mac DeMarco『Five Easy Hot Dogs』に通じる旅と生活のマインドを受け継ぎつつ、よりパーソナルで静かな地平を描き、柔らかく澄んだ空気や自然の気配を音に落とし込んだインスト曲M4「Setagaya」。そして、かつて橋本自身が暮らし、今も“心の安息の地”と呼ぶ東京・茗荷谷を舞台に、穏やかで優しい時間の流れをそのまま音楽に落とし込んだ、散歩や家事の合間にそっと寄り添うような、小さな日常への賛歌M5「茗荷谷」の全5曲が収録されている。

EP『日記』artwork

なお、本EP『日記』のリリースに先駆け、M5「茗荷谷」が、2025年8月3日(水)に配信リリースされる。まずはこちらをチェックして、EPのリリースを待っていてほしい。

橋本薫 本人コメント

こんにちは。この度、本名の橋本薫名義で改めて音楽活動をしていくことになりました。数年前までも時々弾き語りをしたり自主制作盤を作ったりはしていましたが、改めてライフワークの一つとしてこの名前で今後活動していけたらと思っています。やりたいことはたくさんあるはずなのにあふれすぎて形にならないことが昔から多いのですが、橋本薫として表現したいことであったり関わりたい人であったりが少しずつ見えてきて、まずはこの活動をとにかく進めてみたいという気持ちになりました。

なるべく等身大というか、日常に根差した視点や感情であったり、日々の記録のようなものを表現できたらいいなと思い、「日記」という5曲入りの作品を作りました。その中から、「茗荷谷」という曲を最初にリリースします。過ごした土地や日々の生活が閉じ込められた作品になっています。ぜひ散歩や家事の時など、みなさんの生活のどこかで聴いてくれたら嬉しいです。

RELEASE INFORMATION

インフォメーション画像

5曲入りEP『日記』

2025年9月24日(水)
橋本薫
配信リリース / 12cmCD 1,980円(税込)/ ダウンロード 255円(税込)※配信サービスによって異なります。
〈Hamsterdam Records〉 / 〈UK.PROJECT〉

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