文: DIGLE編集部 編:Kou Ishimaru
札幌発のニューウェーブ・テクノポップ・バンド、LAUSBUBが、2025年9月17日(水)にリリースした「golden lighter」のMVを10月15日(水)20時にYouTubeにてプレミア公開する。今回公開されるMVは、GoogleのAI”Gemini”によるクリエイターサポートのもと、映像生成AI「Veo 3」や画像生成AI「Nano Banana」など、最新AIをフル活用し山口祐果監督が制作したもので、Google公式YouTubeチャンネルではメイキング映像も同時に公開されるという。
本MVでは、これまでLAUSBUBが築いてきた独特でエッジの効いた世界観を今回も崩さずに「あまり綺麗すぎない映像が作りたい」というアーティスト本人の想いから、今までやりたくても技術的にチャレンジが難しかったVJ(ビデオジョッキー)のような映像をAIとともに実現し、LAUSBUBのテクノミュージックに合う様々な世界や質感を冒険するような世界観を創出。なお、MVの中には2人の地元である札幌で過ごしてきた風景や印象に残っているシーンを落とし込んだ様々なモチーフもちりばめられてる。
また、Google Geminiがミュージックビデオ・クリエイターをサポートする日本で初めての映像になるとのこと。LAUSBUBと山口祐果監督からコメントも到着しているので、こちらもぜひ合わせてチェックしてほしい。
このMVは「今までにない表現を作ってみたい」という想いから、監督の山口祐果さんとともに初めてGeminiと一緒にMV制作に臨みました。Geminiとの制作はいい意味で裏切られっぱなしで、自分たちの想像の範疇を超えるGeminiの表現は、楽曲を作っている時にも気づかなかったことをたくさん発見できました。この楽曲自体も実験的に制作したので、映像と音楽の掛け合わせを試しながらブラッシュアップできたのは本当に新しい経験でした。私たちの新しい試みとなったMVをぜひチェックしてみてください!
AIを使うのは初めてだったので、今回はチャレンジとして本業の実写は極力使わず、自分がやったことないことをやってみたいと思い企画しました。
実写では事前に計画を立てて撮影しなければ成り立ちませんがAIでは何度も生成をやり直せるため、今回はスタッフそれぞれの自由なアイデアでピース作り、最終的に一本の映像にまとめる進め方をしました。
結果的に自分では思いつかなかった発想や、思い通りにいかないからこその副産物が生まれ、良い意味で予想を裏切る映像になりました。化学反応のような制作過程を味わえたのがとても楽しかったです。
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